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スキナーはどんな人?
スキナーは20世紀を代表する心理学者の一人で「行動分析」の創始者です。彼はアメリカのペンシルヴェニア州サスケハナの生まれで、ハミルトン・カレッジを1926年に卒業した後、ハーヴァード大学で心理学博士の学位を取得しています。
彼はミネソタ大学を経てインディアナ大学で1947年まで教職に就き、「言語行動」についてジェームズ記念連続講義を行った後、ハーヴァード大学に戻っています。
スキナーの業績・理論
スキナー箱とは
スキナーはネズミやハトを用いて学習の実験を組織的に行って、スキナー箱といわれる実験装置を作りました。これは大学院生の頃に考案したもので、ネズミの行動はパブロフの条件反射におけるイヌの行動とは区別され、オペラント行動と名付けられました。
ブザーが鳴ったときに偶然ネズミがレバーを押すと餌が出てくるように準備し、ブザー(弁別刺激)が鳴った時にネズミがレバーを押す行動(オペラント行動)を測定します。
「オペランド条件づけ」についてはこちらが参考になります
スキナーの業績
福島 章 編(1996)精神分析の知 88, 新書館.
氏原 寛・山中 康裕 他 編(1999)カウンセリング辞典, ミネルヴァ書房.
中島 義明・子安 増生 他 編(1999)心理学辞典, 有斐閣.
氏原 寛・山中 康裕 他 編(2004)心理臨床大事典 改訂版, 培風館.
下山 晴彦 編(2014)誠信 心理学辞典 [ 新版 ], 誠信書房.
IPSA心理学大学院 予備校(2022)公認心理師試験対策標準テキスト ’22~’23年版, 秀和システム.
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