エッセイ:梅雨の雨がシャワーになって爽快な気持ちで再出発したい

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新しい服を買うことにした

普段着がもっとオシャレになれば良いのに・・・
私はどうしても着心地が安定したダサい服ばかりを選択してしまう。

洗濯が終わり、タンスの手前にあるものばかり無限ループとなって着用してしまっているようだ。
こんな風では新しい魅力的な出来事なんて起こらない。

着慣れた服、手慣れた日常、規則正しすぎるルーティンなど・・・
今、手放す時がやってきているような予感がする。

手始めに安価だけれど、ちょっとオシャレな服とパジャマがわりのワンピースを購入することにした。
食料品の買い出しのついでに服飾コーナーで吟味する。

若い頃は自分の給料で数万円するような洋服もゲットできたけれど、着心地はイマイチだった。
安価でも良いものが手短かに入手できる今の時代に感謝です。

さすがに梅雨なので連日、雨が降る

大雨でない限り、初夏の雨はありがたい一面がある。
植栽に多量な水を与えなくても、伸びやかに枝と葉を広げ花を咲かせる。

朝夕の水やりの手間がない分だけ、自分の時間を得たような喜びさえ感じる。
今年は手間がかかる植栽をほとんど整理し、鉢植えのものだけが残った状態。
剪定のために購入した「たか枝切り鋏」も出番なく待機し手持ち無沙汰。

段々と手応えがなくなって、何処かの木を整えたくなるようになるかもしれません。
でも、手元にある草花の管理がきめ細かくできるようになって、それはそれで良かったな〜と感じています。

雨がシャワーになって、数年間の疲れを癒す

退職して数年、家のこと、親族のことなど自分の周辺にある事象に身を任せて過ごしていました。
じっとしているのが苦手な私にとっては、これは苦行だったのかもしれません。

そのおかげで家の中は整理がつきました。
今までであれば、「あるものは最大限、活かさなくてはならない!」という感じでしたが、やっと「諦めること」を学ぶことができました。

自分の願望や、周辺にある物理的な物・・・などをブラッシュアップできたと思います。
不要になったものに関しては再活用が不可能と判断できた段階で、こまめに市役所の回収場所に運搬しました。
毎回、回収費が必要なのですが「これはお布施がわりだ」という風に考えて、感謝の気持ちを込めてお別れをしました。

後々、処分に困りそうなものから諦めては手放していますが、今残されたものや案件については個人レベルのもの。
そろそろ「私だけしかできないこと」に着手するタイミングだと思います。

梅雨が明けるころ、シャワーを浴びたような爽快感を得て再出発する準備ができているといいな〜

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