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109回 保健師国家試験問題(午後)
- 要保護児童対策地域協議会の説明で正しいのはどれか、2つ選べ。【午後31】
① 設置は国の努力義務である。
② 協議する対象には非行児童を含まない。
③ 子育て世代包括支援センターを運営する。
④ 居住実態を把握できない児童の情報を共有する。
⑤ 支援対象となる児童と保護者の状況確認に関する役割分担を行う。 -
答えは④と⑤
要保護児童対策地域協議会:子どもを守る地域ネットワーク
居住実態が把握できない児童については、要保護児童対策地域協議会を活用し、関係機関で情報を共有する。
- 代表者会議
年1〜2回程度の開催。各関係機関の責任者レベルで連携を深める。 - 実務者会議
3ヶ月に1回程度の開催。すべてのケースの定期的な状況確認を行う。
主担当機関の確認、支援方針の見直し等を行う。 - 個別ケース検討会議
適宜開催され、個別のケースに直接かかわっている者や今後かかわる可能性がある関係機関の担当者が出席する。
危険度や緊急度の判断や支援内容の検討を行う。
- 代表者会議
- 入学直後、A君は授業中に教室の掲示物が気になると急に立ち上がって触ったり、廊下の人の行き来をずっと見たりしていることが多い。また、前の席の児童にいたずらをして担任から注意を受けると急に不機嫌になって教室を飛び出し、担任は目が離せないことが続いた。同級生とのトラブルも多いため、教頭、特別支援教育コーディネーター、養護教諭、担任、スクールカウンセラーが集まって校内委員会を開催し対応を検討した。
A君に対する学校の支援で適切なのはどれか、2つ選べ。【午後44】
① 教室の掲示物を少なくする。
② 他の児童との学習活動を減らす。
③ いたずらをしたら大声で注意する。
④ A君の席を教室の出入口の近くにする。
⑤ 教室を飛び出したときの居場所を確保する。 -
答えは①と⑤
医療情報科学研究所 編(2023)「保健師国家試験のためのレビューブック 2023-24 第24版」メディックメディア.
医療情報科学研究所(2023)「クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2023-24 第16版」メディックメディア.
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