今回は発達心理学に関する内容を振り返り、認知機能や社会性の発達など、生涯にわたる心理学的事象について学びました。比較的馴染みのある領域ではありましたが、国試問題になると引っかかってしまう場面もありました。
公認心理師の国家試験では、約5%が出題される領域です。
少しでも得点アップできるように取り組みたいものですね。
「完全合格問題集」の中のキーワード
J.Piagetの発達理論、シェマ、調節、形式的操作期、具体的操作期、自己中心性、保存概念、延滞模倣、感覚運動期、対象の永続性、前操作期、内言、L.S.Vygotsuky、精神内機能、高次精神機能、発達の最近接領域、知能指数、生活年齢、精神年齢、偏差知能指数、流動性知能、結晶性知能、発達曲線、R.B.Cattell、J.L.Horn、Gardnerの多重知能、共同注意、指さし、ショーウイング、社会的参照、U.Neisser、自己知識、ストレンジ・シチュエーション法、Aタイプ、Bタイプ、Cタイプ、Dタイプ、M.D.S.Ainsworth、J.Belskyの養育行動、ライフサイクル論、心理的離乳、直感的思考、モラトリアム、二次性徴、発育のスパート、J.E.Marcia、E.H.Erikson、自我同一性、同一性達成型、早期完了型、モラトリアム型、同一性拡散型、自己抑制、脱中心化、メタ認知、アタッチメント、中年期の発達課題、生成継承性、クーイング、マザリース、ミラーリング、アロマザリング、R.L.Selman、役割取得、道徳性の発達理論、L.Kohlberg、活動理論、離脱理論、老年期超越論、社会情緒的選択理論、選択的最適化理論(SOC理論)、老化による感覚器の変化、M.E.P.SeligmanのPERMA、サクセスフルエイジング、ソーシャル・コンボイ、自閉スペクトラム症、心の理論、注意欠陥多動症、PECS訓練法、学習障害、レミニセンスバンプ、悲嘆のプロセス、グリーフ・ケア、J.W.Worden悲嘆の4つの課題モデル・・・等
発達心理学について復習しています
「心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 」P150-173
Gardner の多重知能
- 言語的知能
- 論理数学的知能
- 音楽的知能
- 空間的知能
- 身体ー運動的知能
- 個人内知能
- 個人間知能
- 博物学的知能
- この他に「霊的知能」や「実存的知能」の2つが追加されることがあります。
アイデンティティ・ステイタスに関する4パターン(J.E.Marcia)
同一性達成型:人生の重要な領域に積極的に傾倒しているステイタスのことをいいます。
早期完了型:人生上の危機を経験せず、人生の重要な領域に積極的に傾倒しているステイタスのことをいいます。
モラトリアム型:人生上の危機を経験している最中であり、人生の重要な領域に積極的に傾倒しようとしているステイタスのことをいいます。
同一性拡散型:人生上の危機を経験しておらず、積極的に傾倒することの想像が不可能なステイタスのことをいいます。
幼児期の自己の発達における自己抑制の4領域
- 遅延可能
- 制止・ルールへの従順
- フラストレーション耐性
- 持続的対処・根気
M.E.P.SeligmanのPERMA
P:Positive Emotion ポジティブな感情
E:Engagement 積極的関与
R:Relationship 他者との良い関係
M:Meaning 生きる意味・価値
A:Accomplishment または Achievement 達成(感)
レミニセンスバンプ
補償を伴う選択的最適化(SOC理論)
「ピアジェとフロイトの発達理論」について復習 〜心理学用語の学習サイト〜
公認心理師試験対策研究会(2022)心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 第1回〜第5回試験解説版, 翔泳社.
IPSA心理学大学院 予備校(2022)公認心理師試験対策標準テキスト ’22~’23年版, 秀和システム.
下山晴彦 編(2014)誠信 心理学辞典 [ 新版 ], 誠信書房.
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