今回は社会心理学の領域について学習しました。
様々な専門用語が出てきますが、私たちの日常生活で起こる心理現象などが紹介されていたりもするので、じっくりと勉強するととても面白い内容が多いな〜と感じています。
社会における人間の心理を理解する上で、とても参考になる理論が含まれています。
自分自身の心の動きと照らし合わせてキーワードを理解していくと、なお良いかと思います。
「完全合格問題集」の中のキーワード
コーピング、自己実現、自己効力感、コンピテンス、エンパワメント、社会的絆理論、社会的学習理論、社会的交換理論、社会的比較理論、社会的アイデンティティ理論、集団思考、社会的促進、集合的無知、集団極性化、情報的影響、傍観者効果、集団錯誤、多元的無知、集団凝集性、内集団バイアス、強制勢力、準拠勢力、正当勢力、専門勢力、報酬勢力、認知的不協和、顕示的消費、段階的要請法、対比効果、割増原理、転向モデル、ステレオタイプ、基本的な帰属のエラー、セルフ・ハンディキャッピング、ハロー効果、スリーパー効果、自己関連づけ効果、フレーミング効果、スポットライト効果、自己中心的な推論、社会的認知のバイアス、透明性の錯覚、疑似相関、行為者ー観察者バイアス、確証バイアス、自己奉仕的バイアス、光背効果、プロスペクト理論、D.Kahneman、A.Tverskey、損失回避性、代表性ヒューリスティック、ナッジ、対人魅力、返報性、単純接触説、社会的排そ、衡平理論、バランス理論、社会的交換理論、社会的インパクト理論、社会的アイデンティティ理論、黒い羊効果、セルフスティグマ、社会的スティグマ、潜在的スティグマ、錯誤相関、ステレオタイプ、自己中心性バイアス、家族システム論、上位システム、下位システム、ダブルバインド理論、IP(Identified Patient)、円環的因果律、家族療法、ジョイニング、リフレーミング、エナクトメント、パラドックス技法・・・等
社会及び集団に関する心理学について復習しています
「心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 」P136-149
親密な対人関係の説明原理
社会的絆理論:非行や犯罪の原因に関する説明原理です。
社会的学習理論:模倣学習や観察学習、モデリング等、社会の中で学習される行動メカニズムについての説明原理です。
社会的交換理論:人の社会的行動を、態度や反応の交換を通して互いに影響しあう過程をとらえる考え方であり、親密な対人関係の説明原理です。
社会的比較理論:人は常に他者との比較によって自己評価をしていることを説明する原理です。
社会的アイデンティティ理論:自己高揚動機によって外集団より内集団を高く評価しやすいといった、集団のアイデンティティの説明原理です。
集合的無知(=多元的無知)
プロスペクト(期待、予想、見通し)理論
社会的スティグマ
精神障害者等に対して他者(社会)が嫌悪したり避けたりという差別や偏見のことを指します。
社会的スティグマには「認知的側面」「感情的側面」「行動的側面」があります。
確証バイアス
自分の考えや自分が正しいと信じるものにこだわり、そのことを証明する証拠ばかりを探してしまう傾向のことをいいます。先入観にとらわれ、反証情報には注目しない傾向が強くなります。
家族療法の主な技法
- ジョイニング(Joining)
- 家族と信頼関係を結び、家族システムの一部としてセラピストが積極的に参加、介入することをいいます。
- リフレーミング(Reframing)
- 家族メンバーの行動や出来事、関係性などの事実は変えず、その文脈や意味づけを肯定的に変化させることをいいます。
- エナクトメント(Enactment)
- 面接場面で、実際の家庭生活でのコミュニケーションパターンを再演してもらうことをいいます。
- パラドックス技法(Paradox)
- 逆説的介入といわれ、問題行動を維持あるいは強化するように指示することで悪循環を断とうとすることをいいます。
「意思決定理論」について復習 〜心理学用語の学習サイト〜
空き時間に読んでみよう。
公認心理師試験対策研究会(2022)心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 第1回〜第5回試験解説版, 翔泳社.
IPSA心理学大学院 予備校(2022)公認心理師試験対策標準テキスト ’22~’23年版, 秀和システム.
下山晴彦 編(2014)誠信 心理学辞典 [ 新版 ], 誠信書房.
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