今回は心理学・臨床心理学の全体像について勉強しました。
心理学の歴史や心理療法、それぞれの学派の創始者とその内容については、比較的馴染みがあるものが含まれていると思います。
公認心理師国家試験では、約3%の出題が予定されていて、事前に学習しておけば正答できる可能性は高くなる科目です。現役学生の頃の文献やノート、資料がとても参考になると思います。
心理学者さんたちは、いろんな考えを持った人がいたんだね。
「完全合格問題集」の中のキーワード
性格心理学、精神分析学、認知心理学、発達心理学、人間性心理学、W.Wundt、A.Adler、B.F.Skinner、E.C.Tolman、I.P.Pavlov、J.B.Watson、M.Wertheimer、オペラント行動、ゲシュタルト心理学、行動主義、内観法、行動主義的心理学、個人心理学、強化随伴性、新行動主義、レスポンデント条件づけ、構成心理学、比較心理学、学習、感情、態度、知覚、集団条件、K.Lewin、感情心理学、社会心理学、集団心理学、A.Ellis、A.Freud、A .T.Beck、H .A.Murray、A.H.Maslow、C.R.Rogers、主観的な意味づけ、自己実現、自己決定、行動療法、精神分析療法、ゲシュタルト療法、非合理的信念、クライエント中心療法、論理情動行動療法、論理療法、遊戯療法、TAT(主題統覚検査)、生物心理社会モデル、多職種連携、生物的要因、心理的要因、社会的要因、生物医学モデル、DSM-5、HTPテスト、洞察の三角形、Cannon-Bard説、国際生活機能分類(ICF)、生活機能モデル・・・等
心理学・臨床心理学の全体像について復習しています
「心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 」P48-55
心理学史
W.Wundt
A.Adler
B.F.Skinner
E.C.Tolman
I.P.Pavlov
J.B.Watson
M.Wertheimer
ゲシュタルト心理学
人間は与えられた刺激をまとまりあるもの「全体」として知覚し意識するという考え方で、K.Lewin は人間と環境(場)の相互作用に着目し、それを全体として把握しようとする集団力学を発展させました。
認知心理学
S(しげき)とR(反応)の間に起こる思考や記憶、学習や推論といった内的過程を情報処理過程として研究し、複雑で高度な行動や学習を説明しようとしました。
人間性心理学
A.H.Maslow や C.R.Rogers などが提唱した、人間の肯定的な側面とその可能性を重視する心理学で、自己実現や自己決定ができるように促します。
論理情動行動療法
A.Ellis は出来事(Activating Event)・信念(Belief)・結果(Consequence)からなるABCモデルを提唱し、非合理的信念の変容を重視しました。
心理療法の3つの流派
- 精神力動アプローチ
- 認知行動アプローチ
- 人間性アプローチ
生物心理社会モデル:精神科医のエンゲルによって提唱されました
生物的側面:細胞や遺伝、神経、細菌などが要因
心理的側面:認知や信念、感情、ストレスなどが要因
社会的側面:社会的ネットワーク(家族や地域)、経済状況、人種や文化などが要因
心理学の基礎科目について復習しておきます。
公認心理師試験対策研究会(2022)心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 第1回〜第5回試験解説版, 翔泳社.
IPSA心理学大学院 予備校(2022)公認心理師試験対策標準テキスト ’22~’23年版, 秀和システム.
下山晴彦 編(2014)誠信 心理学辞典 [ 新版 ], 誠信書房.
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