今回は、心理専門職の問題解決能力と生涯学習について学習しました。
スーパーバイザーやスーパーバイジー、コンサルテーション、教育分析などについては比較的馴染みのある用語でしたが、コンピテンシーについては改めて勉強をしながら過去問題を解いていきました。
公認心理師も臨床心理士も共に職業倫理を重要視しながら活動をしています。これは生涯にわたる学びが欠かせないことにつながりますが、様々な人との関わりの中で、感じ、考え、行動することが大切です。
やりがいのあるお仕事なんですね。
資格を取得してからも勉強し続けたいと思います。
「完全合格問題集」の中のキーワード
コンピテンシー、自己研鑽、倫理観、感情労働、深層演技、表層演技、職業倫理、基盤コンピテンシー、スーパービジョン、教育分析、ライブ・スーパービジョン、スーパーバイザー、スーパーバイジー、並行プロセス、心理職の6期発達モデル、コンサルテーション、生涯教育・・・等
問題解決能力と生涯学習について復習しています
「心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 」P34-39
コンピテンシー
基盤コンピテンシー(基本的な姿勢)、機能コンピテンシー(技術の向上)、職業的発達(訓練と実践の水準)の3つの側面があります。
感情労働:アメリカの社会学者 A.Hochschild による
深層演技
職務上適切な感情と自らの感情が不一致であったときに、表出する感情のみならず、抱く感情そのものを適切なものにしようとすることをさします。
表層演技
抱く感情を変化させることはしないが、表出する感情を職務上適切なものにしようとすることをさします。
スーパービジョン
同じ職種の中でも経験のあるスーパーバイザーに、スーパーバイジーが自分の持っているケースについての指導を受けることをいいます。通常は一定期間、複数回行われるものです。
クライエントとセラピストの間で起きている関係性が、スーパーバイザーとスーパーバイジーの間でも起こることがあり、それを並行プロセスといいます。
スーパービジョンを受ける際クライエントの許可を得ることは、公認心理師法第41条(秘密保持義務)の規定からみて、クライエントの情報を提供する正当な事由となります。
M.H.Ronnestad と T.M.Skovholt は、カウンセラーの段階的な発達モデル「6期発達モデル」を提唱しました。
教育分析
カウンセラー個人の問題や課題を解決するための心理療法のことをいいます。
コンサルテーション
異なる専門家が集まり、クライエントの問題解決について話し合うことをいいます。
これからも hokenC と一緒に心理学を学んでいきましょう。
公認心理師試験対策研究会(2022)心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 第1回〜第5回試験解説版, 翔泳社.
IPSA心理学大学院 予備校(2022)公認心理師試験対策標準テキスト ’22~’23年版, 秀和システム.
下山晴彦 編(2014)誠信 心理学辞典 [ 新版 ], 誠信書房.
コメント