心理学と公衆衛生看護学の学び直しをしています:認知症(No.4)

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認知症 P106〜108

神経認知障害群(NCD)における認知症

認知症とは「一度獲得した認知機能が不可逆性に進行した結果、日常生活活動に支障が生じている状態」

認知機能障害は「中核症状」と呼ばれ、DSM-5では必須症状とされた記憶障害が必須ではなくなり、認知機能障害は「複雑性注意」「実行機能」「学習と記憶」「言語」「知覚ー運動」「社会的認知」の6領域に分類されました。

認知症の症状(行動・心理症状):多岐にわたる周辺症状

不眠、気分障害(抑うつ・多幸・不安)、幻覚(幻視・幻聴)、妄想(もの盗られ妄想・被害関係妄想)、異食、失禁、暴言・暴力行為 等

認知症をきたす疾患には、Alzheimer 型認知症、血管性認知症、Levy 小体型認知症などがありますが、中枢神経感染症・頭部外傷・脳腫瘍・水頭症、内分泌・代謝性疾患などでも認知症が生じます。

下山晴彦 中嶋義文 編「公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技能」2016 医学書院.

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