心理学人名事典:ローゼンツヴァイク[Rosenzweig,Saul;1907〜2004]

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ローゼンツヴァイクはどんな人?

ローゼンツヴァイクは1932年にハーバード大学で学位を取得し、はじめレヴィン派の心理学の影響を受けていました。彼は、成功・失敗の経験と、記憶や選好の問題を取り扱っていますが、マレーによって指導されたパーソナリティの実験的・臨床的研究グループに参加し、記憶を精神分析的な抑圧から研究しようとしました。

ローゼンツヴァイクの業績・理論

失敗の概念を精神分析的なフラストレーションの概念に置き換え、フラストレーションに対する反応型からパーソナリティを類型化し捉えようとしました。それが「絵画フラストレーション・テスト(P-Fスタディ)」です。

P-Fスタディ(絵画欲求不満テスト)については「心理学用語の学習サイト」で復習

文 献

福島 章 編(1996)精神分析の知 88, 新書館.
氏原 寛・山中 康裕 他 編(1999)カウンセリング辞典, ミネルヴァ書房.
中島 義明・子安 増生 他 編(1999)心理学辞典, 有斐閣.
氏原 寛・山中 康裕 他 編(2004)心理臨床大事典 改訂版, 培風館.
下山 晴彦 編(2014)誠信 心理学辞典 [ 新版 ], 誠信書房.
IPSA心理学大学院 予備校(2022)公認心理師試験対策標準テキスト ’22~’23年版, 秀和システム.

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