心理学人名事典:ミュラー[Muller,Georg Elias;1850〜1934]

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ミュラーはどんな人?

ドイツの実験心理学者で、ヘルバルト,ロッツェ(Lotze,R.H)の影響をブレンターノと共に受けて、哲学に関する科学的なアプローチについて学位論文を書いています。また1881年からはロッツェの後任として40年近く、ゲッチンゲン大学の哲学教授として過ごしました。

ミュラーの業績・理論

ミュラーは重量判断における量的研究といった「精神物理学」の領域で、触空間知覚や色彩視に関する視知覚を研究したり、適中法による無意味音節を用いたエビングハウス流の記憶研究などを行っていました。

知覚・錯覚などについては「心理学用語の学習」サイトを参照してください

文 献

福島 章 編(1996)精神分析の知 88, 新書館.
氏原 寛・山中 康裕 他 編(1999)カウンセリング辞典, ミネルヴァ書房.
中島 義明・子安 増生 他 編(1999)心理学辞典, 有斐閣.
氏原 寛・山中 康裕 他 編(2004)心理臨床大事典 改訂版, 培風館.
下山 晴彦 編(2014)誠信 心理学辞典 [ 新版 ], 誠信書房.
IPSA心理学大学院 予備校(2022)公認心理師試験対策標準テキスト ’22~’23年版, 秀和システム.

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