ワイルドの和食器:いっそ日本を飛び出して、いろんな考えを持った生身の人物に会ってみたい

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ワイルドはどんな人? 

フィロソファー

オスカー・ワイルド(1854〜1900年)は、イギリスの詩人、劇作家、小説家で、現在のアイルランドの首都ダブリンで医師の家庭に生まれました。彼の両親は共に文才があり、母親は女児を欲しがっていたので、幼少期には女子の格好をさせられていたといいます。1891年には戯曲「サロメ」を執筆し、日本の森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介、谷崎潤一郎らにも影響を与えたと考えられています。

1864年には王立学校に入学し、1871年に古典語の最高賞を受けて卒業しました。その後、ダブリン大学に進学し、20歳でオックスフォード大学に進学しました。ワイルドは、奇抜な服装をしたり、派手な言動で社交界の人気者になりましたが、1895年に卑猥行為を咎められて投獄されています。また服役後にフランスやイタリアの各地を転々としていましたが、1900年に梅毒による脳髄膜炎で死去しています。

オスカー・ワイルドの言葉

老人はあらゆる事を信じる。
中年はあらゆる事を疑う。
青年はあらゆる事を知っている。

生きるとは、この世でいちばん稀なことだ。
たいていの人は、ただ存在しているだけである。

人生には選ばなければならない瞬間がある。
自分自身の人生を充分に、完全に、徹底的に生きるか、社会が偽善から要求する偽の、浅薄な、堕落した人生をだらだらと続けるかの、どちらかを。

善人はこの世で多くの害をなす。彼らがなす最大の害は、人びとを善人と悪人に分けてしまうことだ。

ワイルドの和食器:いっそ日本を飛び出して、いろんな考えを持った生身の人物に会ってみたい

小さな家の備品として、お気に入りの和食器をいくつか揃えておこう。
gomagoma の生活は今、なに不自由なく流れている。
下手をするとこの時代に吸収され埋没してしまいそうな小さな存在です。

ジブンの思う方向へむかって生きていきたい。
それは簡単そうで、かなり難しいこと。

身近な老婆はあらゆる事を信じている。
ミドルエイジのミナさんはあらゆる事を疑ってやまない。
そして
ワタシとアナタは青年期を過ごす代表として、寄り道しながら雑事を探索している。

先人たちの言葉にはどれも、余す所なく重い弾糾と受け取れるものがあった。
生活雑貨を収集する上での責任みたいなものもあった。
「もう、こんな不毛な取り組みは今すぐやめれるものなら、やめてしまいたい」
と何度か考えた。
けれど、この世の掟みたいなものがあるらしいことに気がつく。

人生には選ばなければならない瞬間があること。
gomagoma の人生を充分に、完全に、徹底的に生きるか
それとも・・・
社会が偽善から要求する何かのために、浅薄で堕落した人生をだらだらと続けるか
どちらかだということを。

ワタシはこれからも青年期を生き続ける。
何もかも真実だと簡単には信じない。
疑いの目が必要以上に大きくなりすぎて、人生を無意味なものにもしたくない。

あらゆることを知ることに対して、臆病者とならないよう
一人の青年として凛と過ごしたい。
善人と悪人を二分化してみることもない。
善人らしきワタシが観る世界は・・・
悪人っぽいワタシとアナタと、そしてミナさんが創り出すボーダーレスな世界だろう。

サイズがまちまちの「ワイルドの和食器」を重ねるが如く
健康的な世界と、ちょっと不健康な世界との両立を目指す。

この曖昧な目標こそが、gomagoma 最大のミッションとなります、たぶん。
今回、出会った偉人たちはもう・・・この世には居ない。
いっそ日本を飛び出して、いろんな考えを持った生身の人物に会ってみたい。

そろそろパスポートの更新手続きをすべきです。

南アフリカ共和国のセミクジラ
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