ツァラトゥストラの机:孤独な世界を脱して、誰かと思いを通わせよう

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ツァラトゥストラとは? 〜哲学大図鑑(ウィル・バッキンガムほか 著)より〜

フィロソファー

ツァラトゥストラは、ニーチェの著作の中に登場する預言者の名前で、古代ペルシャの預言者ゾロアスターの別称です。「ツァラトゥストラはかく語りき」では、30歳の主人公が山中で暮らし始めるところからスタートします。10年間、ツァラトゥストラは孤独な生活を満喫しますが、ある夜明けに今までの積み重ねてきた叡智に対して飽き飽きしているということに気がつきます。

後にツァラトゥストラは下山して市場へ出向き、自分以外の人々と叡智を分かち合おうと決意します。途中、丘のふもとで年老いた者と出会ったが、その者は山にとどまるよう助言します。老者は、「歌い、泣き、笑い、つぶやき、神に祈る」という。しかしツァラトゥストラは、「この年老いた者は、神が死んだことについてまだ何も聞いていないとは」と語ります。

ニーチェの主張:
私たちが「よい」と考える事柄の大半は、実際には人生に限界を設け、生きることから眼を背けるやりくちにすぎない。

ツァラトゥストラの机:孤独な世界を脱して、誰かと思いを通わせよう

アナタとワタシが「これでいい」と考えていること。
それは、生きることから眼を背けていること?

ちょっと点検が必要な時期に差しかかったのかもしれませんね。

孤独な世界を脱して、誰かと思いを通わせようとする。
それはとても勇気がいる作業ですが、その第一歩を後押しする場所がほしいです。

gomagoma の小さな家にツァラトゥストラの机があれば、少し考える時間が確保ができそうな気がする。
ワタシたちの日常は、「歌い、泣き、笑い、つぶやき、神に祈る?」ことが含まれます。
神については、信じる人、信じない人、死んだと確信する人、どうでもよいと考える人・・・
いろんな対応が共生する世界でただ、ただ、生きています。

古びた机の引き出しには、人には決して見せたくないものが詰まっています。
鍵をつけて管理している人もいると思います。

傷ついたジブン、夢想するジブン、はち切れそうな情熱だらけのジブン・・・
どれも愛すべきヒトの姿ですが、光と影が隣接? 反転? 浸透? しながらアル。

生きることは、「危険に満ちた旅のようなもの」
だから、危険を知りつつ震えながら行ったり来たり、立ち止まったりしてもがく。もがく。

大人にさしかかったgomagoma にも、ようやく下山すべきときが迫ってきている。
ただ、震える。

フランスのカキ
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