ニーチェの日記帳:若き日の情熱を書き留めること、病を得ること、悩みながら旅すること、生を感謝すること・・・

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ニーチェはどんな人?

フリードリヒ・ニーチェ
フィロソファー

ニーチェは、1844年にプロイセンで信仰心のあつい家庭に生まれました。彼の父・叔父・祖父も全員ルター派の牧師だったといいます。また父と弟はニーチェがまだ若かった頃に亡くなり、彼は二人の伯母に育てられたということです。

ニーチェの言葉

「人間」についてのキリスト教の観念は私たちを蝕む。

人間は動物と超人のあいだに張りわたされた1本のロープ、深淵の上で張られたロープだ。

ニーチェの日記帳:若き日の情熱を書き留めること、病を得ること、悩みながら旅すること、生を感謝すること・・・

ニーチェの日記帳には、このように書かれてある。

「高く登ろうと思うなら、自分の脚を使うことだ」
「高い所へは、他人によって運ばれてはならない」
「人の背中や頭に乗ってはならない」と。

アナタとワタシは共にお手伝いをしながら助け合って生活していることにしましょう。
決して依存なんかしていません。
それでも不安や苦悩が暴発してしまいそうな時には、小さな家とともに包み込むことはできます。

「これ以上、ひどくなることはありませんから・・・大丈夫」
そう、誰かがボーダーラインをあからさまにするお手伝いをしてくれます。

日記の最終ページに何か書いてある。
「人間は動物と超人のあいだに張りわたされた1本のロープ、深淵の上で張られたロープだ」と。
これってどういうこと?

ニーチェは、「人間が生きるということは、危険に満ちた旅のようなもので、危険な追想であり、危険な震えと停止がある」という。
人間もgomagoma のように動物とヒトの間に存在するものなのか!?

いろんなことを考えすぎると頭の中が迷走しそうになる。
けれど、ニーチェの日記を書き溜めると何かを発見できそうな気もする。

老いること、病むこと、苦悩すること、死を身近に感じること・・・
若き日の情熱を書き留めること、病を得ること、悩みながら旅すること、生を感謝すること・・・

人間的な生き方を実行するには、いつかタイムリミットがあることを自覚する必要がある。
そして、イノチが新たなるイノチを生み出し、肉体がだんだん小さくなるほど清くなっていく。

「高い所へ到達するにはジブン自身の力で・・・決して他者によって運ばれてはならない」
だから「今が大事」とgomagoma は記録する。

〇〇年 △月 ◇日

タンザニアのマンボウ

ニーチェの日影図:自分らしい自分になるためには、自らの手足を使うことだ
〜 「gomagomaの小さな家」より〜

お天道さまの高度は今、どこにある?
南からさすのか、北から反射するのか、方位が全くわからない。
この際、携帯用のコンパスを参照してみてはどうだろうか。

アナタとワタシの季節は、緯度がどうも読みづらい。
gomagoma が見つけた土壌に完成した建物のイメージを膨張させてみても・・・

今、この段階で日影の大きさ、角度、時間が読めたら、それはスゴイこと。
できそうもないな〜。

ニーチェの日影図ならどうなる?
「いつか空の飛び方を知りたいと思っている者は・・・」
どうするの?
「まず立ちあがり、歩き、走り、登り、踊ることを学ばなければならない」

やっぱりそうか〜 だと思った。

文明の力、精巧なコンパスの力に頼るな!
小さくても快適な家、質素でも豊かな日常、日向と日影のバランスが程よい・・・
そんな計画を実行するには、道の行き先ばかりを気にしてはいけない。
誰かに日影図を描かせ、依存しずぎてもいけない。

ニーチェはどう言ってた?
「高く登ろうと思うなら、自分の脚を使うことだ」
「高い所へは、他人によって運ばれてはならない」
「人の背中や頭に乗ってはならない」と。

gomagoma は思う。
「いい家、自分らしい自分になるためには、自らの手足を使うことだ」
「ワタシが納得のいく所に行くためには、アナタに頼り切ってはならない」
「周りのヒトビトの力や考えに乗っかってしまってもいけない」

ごもっともっ。

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