ヒュームの引き出し:習慣は人間生活の偉大なガイドなのだから・・・

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ヒュームはどんな人? 〜哲学大図鑑(ウィル・バッキンガムほか 著)より〜

デイヴィド・ヒューム
フィロソファー

ヒューム(1711〜1776年)は、スコットランドのエディンバラで生まれ、早熟の子どもだったといいます。12歳にはエディンバラ大学に入学し、1729年頃には「真理が確立されるための媒体」となるものを見つけ出すことにエネルギーを注ぎました。しかし神経衰弱となり、フランスのアンジュー地方のラ・フレーシュに移ったといいます。

ヒュームの言葉

習慣は人間生活の偉大なガイドだ。

自然は、絶対的で制御不可能な必然性によって、呼吸したり感じたりするのと同じように判断するように私たちを定めた。

事実に関する私たちの推論のうちには、想像できる範囲でありとあらゆる程度の確信が認められる。だから、賢者は自らの信念に対応するしかるべき証拠を求める。

ヒュームの引き出し:習慣は人間生活の偉大なガイドなのだから・・・

何が正しく、何が生活を困難にしているのか証拠を集め、引き出しにしまっておこう。
ヒュームの引き出しには、アナタとワタシが歩むべき道筋のヒントが隠されているかもしれない。

少し古ぼけたチェストは、小さな家のリビングに設置しようか。
それとも誰も入って来ない寝室に置いておこうか。
迷う。

大自然は、神の存在を感じさせるが如く制御不可能な必然性となって接近してくる。
だから、gomagoma は呼吸したり感じたりするのと同じように色んなことを瞬時に判断していきたい。

でも・・・そんなことは簡単にはできない。
トレーニングをいくら受けても難しい。
「本当にこれで良かったのか!」と失敗を重ねて、くり返し、くり返し自問自答する。

ミナさんにも人生の分岐点や、生命に関わる判断を委ねられたことはありませんか?
gomagoma には何度かあったと思います。
こういう時は、自分にとって有益な事柄という理由だけではいけません。

「事実に対するワタシたちの推論は、想像できる範囲内で確信が認められる様々な方法を考慮しないといけない」
なんと難しい。神経や精神が磨耗してしまいそうだ。
それでも・・・
「賢者は自らの信念に対応するしかるべき証拠を求める」という。

誰かから「理屈をこねるな、考えすぎ!」と批判されようとも、跳ね除けられる力が欲しい。
ジブンの信念に蓋をして、負けたくはない。

この生き方を貫き通すには、それなりの整理整頓が必要です。
家に、ヒュームの引き出しがあれば、大丈夫な気がする。

開閉自由。引き出し時間1秒程度。空きスペースは十分。
まだまだ、持続可能性が期待できる脳内整理棚もここに設置しておこう。

いつもは頼りない存在だけれど、内なるエネルギーは確保したい。
そのためには、毎日の掃除と片付けだけは続けよう。
「習慣は人間生活の偉大なガイドなのだから・・・」

いつもの習慣が大事、だから
オーストラリアのベジマイト
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