ゲーテはどんな人? 〜哲学大図鑑(ウィル・バッキンガムほか 著)より〜
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe、1749年8月28日 〜 1832年3月22日)は、ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者でフランクフルトの裕福な家に生まれました。
彼の父親は、真面目な法学のドクトルで、母親は想像力に富んだ明るい女性だったといいます。
ゲーテは元々、ライプチヒとシュトラスブルクの大学で法律を学んでいました。しかしヘルダーとの出会いを機に文学に目ざめたといいます。中でも小説「若きウェルテルの悩み」は有名で、ワイマール公国の職を歴任しつつも、イタリア旅行などを重ねていました。1794年以降は、シラーとの交遊を通して調和と普遍的人間性に基づくドイツ古典主義文学を確立していったということです。ケートヒェン・シェーンコップについては、恋の喜びと悩みを知り、恋愛詩を創作しました。また「恋人のむら気」などの作品もあり、彼の人生は恋に破れ、病を得て故郷に帰るというかたちになっています。
ゲーテの携帯電話:愛する人の欠点を美徳と思えない人は、決してその人を愛しているとはいえない
恋多き人を前に、何もできなくなってしまいます。
だって次元の違う空間で生きておられるのですから・・・
こんな時、携帯電話が恋の助けにもなり、妨げにもなります。
声がいつでも聞ける環境。
でも、アナタとワタシとミンナの距離を感じてしまうのはなぜ?
電源を切ってみたい、直接会いに来て欲しいと思いませんか?
ゲーテの携帯電話には、思いを伝えるリズムと苦悩と詩歌があった。
gomagoma のような恋少なき人生にも、もしかしたら光さすチャンスがあったのかもしれない。
残念ながら新種の携帯電話は所有していても、美しい言葉を綴る術がない。
今尚、ゲーテに恋しているファンのミナさんなら、どんな言葉を使ってアプローチするのだろう。
小さな家には仕方がないので、携帯電話の充電器を各室に配置します、強制的に。
時に音楽、時に緊急速報・・・いろんな使い方がある必須のグッズだけど・・・
「もう、いらない」と投げ捨てたくなることがありませんか?
携帯電話のオーナーは、恋人を探し関係を保持できる便利な有り難さと同時に何かを失ってもいる。
たぶん・・・。
それでも手間暇かけた恋愛事情にしがみつく必要性があるのかないのか。
ゲーテならこう言ってメール配信するだろう。
愛する人の欠点を
美徳と思えない人は、
決してその人を
愛しているとはいえない ・・・だから
ゲーテの携帯電話に隠された真実の暗号にビビることなく。
時として見たり見なかったり。
お気をつけてください。
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