反省すべきことは多々あると思いますが、後悔ばかりしていては「こころ」が前を向くことを拒否してしまいます。そんな時は少し難しめの文献を読んで、自我機能を存分に発揮してヘナヘナになった自分の「こころ」にエールを送ることにしています。決して優秀ではないけれど「その時、その時で一生懸命だったんだよね」と自身を慰めてもいます。
最近、2冊の文献(=専門書)を購入し、1冊は読み終えました。
その本には職務上のことだけではなく、自分自身の在り方についても、振り返りを余儀なくされる場面もありました。「もしもONEチャンあれば、こうしたい」という内容も時々湧いてきました。それでも完璧ではない発達途上の私としては、「仕方なく、必死で、不器用で・・・」
そんな生き方であったのだと思います。個人的には真面目に読み進めると少し苦しくなってしまう場面もありましたが、再勉強して良かったな〜と感じました。これからは文献を参照しながら「子どもと親のこころ」のあり方について書きまとめていきたいと思っています。
共に支え合えるような発見があると良いな〜と思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。
グレイアム・ミュージック「子どものこころの発達を支えるもの -アタッチメントと神経科学、そして精神分析の出会うところ」2016 誠信書房.
第1章 序論:群盲象を評す
第2章 命の始まり:受精から誕生まで
第3章 関係性の中に生まれてくる
第4章 共感、自己、そして他者のこころ
第5章 アタッチメント
第6章 生物学と脳
第7章 言語、言葉、そして象徴
第8章 記憶:自分が何者で、何を期待するのかについて学ぶ
第9章 遊び:楽しみ、象徴化、練習、そしてふざけること
第10章 大人に向かって
第11章 トラウマ、ネグレクト、そしてその影響
第12章 遺伝子、素質と養育
第13章 本書のまとめ:早期の体験とその長期的な結末
アリシア・F・リーバーマン、パトリシア・ヴァン・ホーン「子どもー親心理療法 トラウマを受けた早期愛着関係の修復」2014 福村出版.
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