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ヤスパースはどんな人?
ヤスパースはドイツの精神医学者で哲学者です。1916年にはハイデルベルク大学教授に就任し、1921年より同大学の哲学教授になっています。しかし1937年に非ナチス的思想家として追放されたといいます。その背景については、ユダヤ系の夫人との離婚勧告に応じなかったためだと考えられていますが、事実は明らかになっていません。
1945年には終戦をむかえ、ハイデルベルク大学に復職し、学長代理を務めたといいます。また1948年からはバーセル大学の教授となり、1961年に退職しています。
ヤスパースの業績・理論
実存的認識態度とは
自分が歴史的に限定された存在であることを知ることによって、また人間相互のふれあいを通して強められると考えました。この考え方は新しい心理療法に強い影響を与え「現存在分析または実存分析」という形で成立していきました。
ヤスパースは統合失調症に関する理論に対しても影響を与えました
〜「心理学用語の学習サイト」を参照してください〜
福島 章 編(1996)精神分析の知 88, 新書館.
氏原 寛・山中 康裕 他 編(1999)カウンセリング辞典, ミネルヴァ書房.
中島 義明・子安 増生 他 編(1999)心理学辞典, 有斐閣.
氏原 寛・山中 康裕 他 編(2004)心理臨床大事典 改訂版, 培風館.
下山 晴彦 編(2014)誠信 心理学辞典 [ 新版 ], 誠信書房.
IPSA心理学大学院 予備校(2022)公認心理師試験対策標準テキスト ’22~’23年版, 秀和システム.
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