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イザードはどんな人物?
アメリカの感情心理学者であり、発達心理学者です。
学位はシラキュース大学で博士号を取得し、デラウェア大学の教授の職につきました。
イザードの業績とは?
感情とは人類が適応課題に対処するために進化させたものであるという立場から、感情と認知が相互に作用する点を重視しました。また、感情的な側面を重視することで、子どもの問題行動にどう予防的に介入したらよいのかも研究しました。
イザードの基本感情理論とは?
イザード(Izard,C.)は「興味・喜び・驚き・悲しみ・怒り・嫌悪・軽蔑・恐怖・恥・はにかみ」の10種類を提唱しています。
基本感情の選定基準とは何か
① 神経活動との関係性
② 表情との関係性
③ 他者から見て確認・区別が可能か
④ 人間の進化の過程で誕生したものか
⑤ 日常生活等においてその感情が適応的な機能を持っているか
イザードの分離情動理論とは
福島 章 編(1996)精神分析の知 88, 新書館.
氏原 寛・山中 康裕 他 編(1999)カウンセリング辞典, ミネルヴァ書房.
中島 義明・子安 増生 他 編(1999)心理学辞典, 有斐閣.
氏原 寛・山中 康裕 他 編(2004)心理臨床大事典 改訂版, 培風館.
下山 晴彦 編(2014)誠信 心理学辞典 [ 新版 ], 誠信書房.
IPSA心理学大学院 予備校(2022)公認心理師試験対策標準テキスト ’22~’23年版, 秀和システム.
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