gomagoma
ヤン・マイエン島はグリーンランド東方にあるノルウエー領の島です。標高2,277mのペーレンブルグ山を擁する火山島になっています。ここには民間人はいないそうですが、気象観測施設などがあります。
島の面積は373km2で、北東と南西方向に細長い島になっています。長さは55kmに及び、幅2.5kmの地峡によって2つに分けられています。
山鳩色(やまばといろ)✖️ ヤン・マイエン島
かたくなったココロを
冷え切った身体を温め
白いクマの親子が食料を探し求める。
「もう動けないよ」と子グマが歩みを停止する。
けれど親は諦めることをしない。
ただひたすら朝食となる獲物を探し続ける。
ヤン・マイエンにもヤング=ヘルムホルツの朝はやってくる。
禁色の山鳩色が飛び立つ瞬間は、タイミングさえ間違えなければ
必ずやってくる。
光の波動・・・
空の隙間から差し込む、お天道さまのかけらから拾ってみよう。
gomagoma はヒトリになってしまったんだな〜と錯覚する。
真っ白になった平原に山鳩色の氷河を発見する。
「もう、化石になってしまったのか?」
瞬間冷凍されたワタシを傍で発見する。
「こんなところにいたのか!」
日本から持参したヤスパースのやかんを慌てて取り出し
湧き立つ蒸気の怒りを鎮めたまま、生きる力だけを焙煎する。
心細い。
このまま仰向けになって空だけを見上げていたい。
「立ち上げれ!」と誰かが叫ぶ。
ワタシの側には誰がいる?
アナタというワタシ自身の存在が見てとれる。
光は確かにある。
暖かい朝食を共に楽しむその日まで、その日まで
あと、一歩・・・だから。
コラム【や✖️ヤ】の物語:ヤング=ヘルムホルツの朝「禁色の山鳩色が飛び立つ瞬間・・光の波動を感じたい」
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