gomagoma の島めぐり旅行:常磐色(ときわいろ)のトスカーナ群島

gomagoma

トスカーナ群島は、イタリアのトスカーナ州沖合の島々の総称のことをいいます。ティレニア海の北部、イタリア半島とコルシカ島の間にあり、どの島もトスカーナ群島国立公園に含まれ保護されている場所になっています。この群島には常緑樹の林があり、落葉性のオークや栗の木もあります。コシアカツバメなどの絶滅危惧種の生き物も生息していて、サンゴや魚類も含めたユネスコの生物圏保護区に指定されているそうです。
また、島の中でもエルバ島やモンテクリスト島は文学や歴史で親しまれたところになっています。

常磐色(きわいろ)✖️ トスカーナ群島

トスカーナの群島には常磐色の緑が広がる。
gomagoma は白い山羊の行き交う崖の上で、あえて三角座りをしてみせる。
とても不安定で生命の危険さえ感じる事態である。

わざわざイタリアまで来て、こんな危ないことをする必要性なんてあるのだろうか?
日本であれば安定した家屋の床の間で、時間の流れを意識せず座り続けることができる。

生き物が過ごしやすい場所は、ヒトにとっては過ごしにくい環境であることも多い。
絶滅危惧種のツバメがハラリはらりと空を舞う。
「ここがトリックスターの通過点なのか!」

家内の、国内の、世界中の平和を象徴するツバメたち
いつから仲間を失っていってしまったのだろう。
これは誰がなしたことなのだろうか・・・

無信仰なワタシでも、祈りたいことがあるとすれば
それは身の丈にあった器が欲しいということ。
トルストイのどんぶりを両手で持ち、その重みを計測してみる。

あまり沢山は必要ないけれど、イノチをつなげるギリギリのものを授けてください。

群島の7つの島がお天道さまの光を浴びながら輝く。
7色の島が次々に誕生し、夕日と共にしばし休息時間に突入する。
これは心地よい眠りか・・・

「走り出せ、急げ、怠けるな!」
そんな無情なことを言って、無駄に慌てさせるプレッシャーなどない。

ワタシたち人間の生息についても、ある一定のユネスコ指定が必要なのかも知れない。
gomagoma が生きていける場所、最期を迎えるにふさわしい場所
生物圏保護区をどこに確定させるべきなのか
小さな家の所在地はこれでよかったのか

今、再び問う。

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