gomagoma の島めぐり旅行:鉄色(てついろ)のティモール島

gomagoma

ティモール島はインドネシア南部、小スンダ列島東端にある島です。
面積は3万 3900km2で全島が山に覆われています。最高峰はタタマイラウ山 ( 2963m ) で、雨季が短くサバナが形成されています。
動植物についてはオーストラリア大陸系に属するものが多く、住民はテトゥム、マンバイなどの諸族、マレー人、中国人などが居住しているそうです。この島は17世紀にオランダが植民地化をはかり、1860年と1914年の条約で、西半分はオランダ領、東半分と北西岸の飛び地はポルトガル領となりました。2002年にはようやく東ティモール民主共和国として独立し、トウモロコシやイネ、サツマイモ、コーヒー、ゴム、タバコ、ビャクダンなどを栽培しているといいます。

鉄色(ついろ)✖️ ティモール島

分断された島、分断された歴史
「どうか、ワタシとテストバッテリーを組んでください」

これだけで大丈夫、これだけで満足
これだけで安全、これだけで平和
そういうことはありません。

凸凹の山が連なる島の最高峰に
鉄色の土と植物が今でも生き続けている。
過去に熱く、硬い何かが島を襲うこともあっただろう。

今までの歴史の中で人間が植民地を得ること
それはつまり、他者の領域に力を持って侵入すること、か?

ジブンのものは自分のもの、アナタのものはあなたのもの・・・のはず。
gomagoma にはデカダンスの鉄骨構造のような力強さはないけれど
時代の波に乗りそこね、風の流れも読めないけれど
今が最先端のワタシなのです。

西へ行くのもよし、東に行くのもよし
ただ一直線ではない場所に生き続けるためのヒントがころがっている。

ティモールの熱風が全身の汗を噴出させる。
日本から持参したデリダの手ぬぐいがたいそう役に立つ。
安寧な時間を創造する手助けをしてくれそうだ。

難解だけど、それだけの理由のために・・・
たとえ難解であろうとも自己肥大する誘惑に負けぬように・・・

ティモール島のペンギン?
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