gomagoma
シチリア島は地中海最大の島で、ブーツの型をしたイタリアの観光地です。島には7 つの壮大なドーリア式のギリシャ神殿があり、パラティーナ礼拝堂にあるビザンチン様式のモザイクや、州都パレルモにある旧王室礼拝堂などは長い歴史を物語る建造物になっています。シチリアの東にはエトナ山があります。この山はヨーロッパでも有名な活火山のひとつになっているそうです。
漆黒(しっこく)✖️ シチリア島
凸凹の石畳、漆黒の時代でさえもお洒落な黒猫はシチリアの動脈を徘徊する。
ブーツを履いた生き物たちは、いつも生命の価値を推しはかりながら
ニヒルな歩行を止めることを・・・しない。
今、誰が街の主人公になっているのか?
gomagoma の歴史書には、これといった大きな出来事はない。
ただ、漆黒の時代を知らずに安寧な時間と空間を享受させてもらっているだけのこと。
シチリアの数えきれないほどの石畳は、日本で生まれたワタシにとっては
歴史を刻む敷畳に感じられる。
ちょっとした悲劇、苦笑する喜劇、悲壮な体験を語る劇中劇・・・
どれも凸デコと凹ボコの無数の組み合わせ
gomagoma も敷畳の上でシニシズムについて語る時間があったはず。
悲しくも、ちょっと面白い、笑いたいけど、泣けてくる、こんな矛盾した何かが・・・。
シチリアの地の底にあるマグマが知らぬ間に冷却されている。
赤や、オレンジは生きる力を査定する動脈血の役割に等しい。
多くの犠牲が、多くの富となり、次世代の生命の糧となる。
シンガーの収納では、あらゆる生命の無限に対する問いかけが
歴史の棺となって収められている。
シチリアのお天道さまの優しさを背中に感じながら、生きとし生けるものの運命について考察。
コラム【し✖️シ】の物語:漆黒の時代はシンクロする黒ネコにすぎない
漆黒(しっこく)=black 漆黒とは別名ランプブラックと呼ばれ、煤煙から作った黒色顔料の色のことをいうそうです。この色は漆(うるし)のような純粋な黒色だから、「…
敷畳の上でシニシズムについて語る:凸デコと凹ボコの組み合わせなのだから・・・
敷畳の上でシニシズムについて語る:凸デコと凹ボコの組み合わせなのだから・・・ これは座臥具(ざがぐ)。稲のわらや藺草(いぐさ)で作った茣蓙(ござ)が段々と厚み…
シンガーの収納:生命の価値を無限に問い続ける試みの残存が棺となって収められている
シンガーはどんな人? 〜哲学大図鑑(ウィル・バッキンガムほか 著)より〜 ピーター・シンガー ピーター・シンガー(1946年〜)は、オーストラリアの哲学者で1975年に…
コメント