gomagoma
サイパン島はアメリカ合衆国の自治領で、西太平洋の北マリアナ諸島の中で最も大きい島です。この島は、砂浜の海岸や山が連なる景観が美しく、島の中心部には山頂が石灰岩で覆われた標高 1,555 フィートのタポチョ山がそびえて立っています。島の北部には1944 年、第二次世界大戦における激戦地であった戦いの痕跡が残されています。
この場所には日本の慰霊碑も建てられているということです。
珊瑚色(さんごいろ)✖️ サイパン島
サイパン島を取り囲む珊瑚の優しさとは裏腹に
言葉を失った戦いの痕跡が海底に残存し、苦しい。
彼らは今頃、人魚となってゆらり、ゆらり彷徨っているのか・・・
今の時代を生きるgomagoma にとって
この美しい風景そのものがサイパンの姿。
サテュロスがホテルのとびら・・桟戸(さんど)をそっと開ける
「あの世とこの世の両界がそこにあるんだよ・・・」
「そこ」とは何処?
浮かれたった気分で旅するワタシに
海岸線の境界が飛び込む。
「そこ」とは生と死の境目のようなところかも知れない。
言葉を得ることに全てのエネルギーが削がれた今
疲れ切った心身にサビがまとわりついて離れない。
テラスで飲むカクテルは、蓄積されたサイコドラマの幕開けを知らせる。
この平和な場所を忘れないでほしい。
この戦地の傷跡を決して忘れないでほしい。
サビついたココロは、サルトルの錆び取りを使用しながらひたすら磨け!
研磨したあとに驚くだろう、その輝きに。
こだまする。
「ジブンのために摩擦を恐れず、磨け、描け、創造せよ!」と・・・
やっぱ、リゾート気分だけでは生きていけない。
コラム【さ✖️サ】の物語:サイコドラマの海は珊瑚色 〜言葉を失った人魚たちのその後〜
珊瑚色(さんごいろ)=deep yellowish pink 珊瑚色は別名コーラルピンクと呼ばれています。この色はサンゴのように少し黄みがかったピンクで、フランスではコラーユ(c…
サテュロスが桟戸(さんど)を開ける時:あの世とこの世の両界がそこにある
サテュロスが桟戸(さんど)を開ける時:あの世とこの世の両界がそこにある サテュロスが山野を駆け抜けやってくる。山羊のフリをして角を立て、耳を澄まし、脚を蹴り上…
サルトルの錆び取り:自分自身のための目的をみずから創造し磨かなければならない
サルトルはどんな人? 〜哲学大図鑑(ウィル・バッキンガムほか 著)より〜 ジャン=ポール・サルトル ジャン=ポール・サルトル(1905〜1980年)は、パリで生まれ父親…
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