ムワリ島は旧称モエリ島のことで、コモロ中部にある同国最小の島です。標高は300m程度の高原をなしていて、土地は肥沃でバニラやカカオを栽培しています。西部には790mの山もあります。
コモロ諸島はアフリカ大陸とマダガスカル島の間のインド洋に位置していて、4つの島があります。そのうちグランドコモロ(エンジャジジャ)島、アンジュアン(エンズワニ)島、モヘリ(ムワリ)島の3島で独立国家を形成しているそうです。この主要3島は玄武岩質の火山島になっていて、その他の小島はサンゴ礁性の島々が連なっています。
紫式部(むらさきしきぶ)✖️ ムワリ島
ムワリでムジークドラマの主人公になる。
島には少し甘い香りが漂っている。
作物は世界の何処かへ、瞬く間にサラワレてしまうけれど
どうか無目の空間で、人々に幸福が等しく分配されますように・・・
畑では誰かが食す作物をくり返し、くり返し、栽培する。
これからの科学の進歩が、ヒトを置いてけぼりにしないように・・・
gomagoma は久しぶりに虫取り網を借りて、小高い山を走り抜ける。
汗ばむ手には、何かを捉えるための欲望が隠されている。
握る、振る、地面に打ちつける、逃す、またくり返す。
この行為は、無駄なことなのだろうか?
ムンクが描写する草原には、生きる無常と希望、絶望が入り混じる。
ここで諦めることはできない。
網に小さな引っ掛かりを発見する。
「苦しくても、楽しくても、生きるヒトビトの姿を写実的に描きなさい」
ムワリの宿で、メモをとる。
「何処かで、何かのタイミングで、怒ったり、泣いたり、笑ったり・・・」
そんな日常生活にエンドロールはない。
まだ続く。
これから再び振り出しに戻っても構わない。
島々が教えてくれる。
幼き頃の水面に、小石を投げ紫がひかる。
水盤に浮かんだ関をひとつひとつ飛び跳ね
恐怖をよそに前進する。
海峡を渡る、川を横切る、橋をかける。
船舶の力を借りる。
今、ワタシのそばに、アナタがいることを思い出す。
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