コラム【野菜の花:ごぼうの物語】:アザミに似たごぼうの花「誰の目にも留まらなくて・・・」

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ごぼうの歴史

ごぼうは元々、原産地が中国東北部からシベリアにかけて栽培されていたといいます。
旬は11月から2月で冬の間と考えられていますが、新ごぼうなどは春先(4〜5月)に出回っています。でも、このごぼうを食用とするのは日本と朝鮮半島だけだったという歴史があります。

ごぼうはキク科の多年草で野菜として栽培されています。初夏、茎頭にアザミに似た球状のピンク色の花を咲かせ、花が咲く前に収穫するので、あまり目にすることはないですね。

解熱・利尿・滋養強壮などの薬効があります

ごぼうは熱を冷まし、炎症を抑え、解毒し、余分な水分を排出します。なので発熱・咽頭痛・できもの・歯痛・むくみ・咳・痰・めまい等の症状に効果があると考えられています。

ごぼうの中の水溶性の食物繊維イヌリンが腎機能を高めて、アミノ酸の一種であるアルギニンが性ホルモンの分泌を高めるとのことです。なので「ごぼうを食べると精がつく」と昔から言われています。

gomagoma

一生懸命に花を咲かせていても、誰にも気がついてもらえないことはあるよね。それでも時は流れ、四季は巡ってくる。やっぱり根を張って頑張るしかないか〜

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