実は私(hokenC)も20年以上前から花粉症に悩まされています。新型コロナウイルス感染症が流行する前は、年中マスクをしている感じで少し疎外感を感じながら過ごしていました。アレルギーはスギ以外にもヒノキ、イネ科植物、猫・・などにも反応するような体質になっています。
子どもの頃は蕁麻疹が出ることもなく、副鼻腔炎を起こすこともなく、元気そのものだったのに・・・です。
今回は花粉症について記事をまとめてみました。
「もしかしたら花粉症?」と心配になっておられる方も多いのではないでしょうか?
私は数年前からかかりつけ医から処方してもらった「フェキソフェナジン塩酸塩(=アレグラ)」という鼻炎薬を服用しています。今は副鼻腔炎に至るまでのこじらせ方はないのですが、軽い鼻水などの症状は続いています。
今年は花粉が例年以上に多いということで、とうとう「花粉症デビュー」する方も多いような気がします。
花粉症は、花粉によって生じるアレルギー疾患の総称
家の中にいて、花粉がない状態でも症状が出ます。
多くは花粉の繰り返しの吸入による鼻づまりの症状が主体です。
この反応は「遅発相 (ちはつそう) 反応」と呼ばれていて、アレルギーの細胞から放出されるロイコトリエンなどの物質が神経や血管を刺激するために症状が現れると考えられています。
鼻の粘膜の知覚神経が刺激された場合は、しゃみが起こり、その反射で鼻汁が出るというメカニズムです。
鼻づまりは、血管の拡張と血管からの水分の放出により鼻が腫れるために起こります。
目のかゆみはヒスタミンなどが神経を刺激するために起こると考えられています。
花粉症の約70%はスギ花粉症か!
スギ花粉がどう反応するのか
スギ花粉の抗原 ( Cry j 1、Cry j 2 ) が鼻の粘膜内に入ると、異物を認識する細胞 ( 樹状細胞あるいはマクロファージ ) と出会って、マクロファージが得た花粉抗原に対する情報がリンパ球のT細胞に送られます。
さらに、T細胞は花粉抗原の情報を同じリンパ球のB細胞へ送り、花粉にマッチする「抗体」( スギ特異的 IgE 抗体 ) が作られるといいます。これがアレルギー反応の「感作」という最初の段階だそうです。
花粉症の治療について
対症療法
点眼薬、点鼻薬などによる局所療法
内服薬などによる全身療法
レーザーなどによる手術療法
根治療法
舌下免疫療法
原因抗原 ( 花粉など ) の 除去と回避
アレルゲン免疫療法 ( 減感作療法 )
花粉症のセルフケア 〜気をつけていること〜
花粉情報に注意する:天気予報の花粉情報は欠かせません
花粉飛散の多い ときは外出時に マスク、メガネ を使う:コロナ禍でなくてもマスクはしています
飛散の多いときの外出を控える:長時間、室外にいることは避けています
飛散の多いときは窓、 戸を閉めておく:窓の開閉は最小限にしています
帰宅時は、衣服や髪をよく払ってから入室する。洗顔、 うがいをして、鼻をかむ:手洗いは必ずしています。花粉ピーク時には顔を水で洗い流しています。
掃除を励行する:毎日ではありませんが掃除機とコロコロ(粘着テープ)で行っています。洗濯は外干しをせずに室内干しにしています。布団も外に干すことはしていません。
表面がけばけばした 毛織物などのコート の使用は避ける:なるべくツルツルした素材のものを羽織って出かけています。
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