エッセイ:腰に激痛が発生「終活のやりすぎには十分留意しなくては」

目次

椅子に座っているのは辛すぎる

椅子を購入しようか。
マットレスを新調しようか。
フロアソファを違うものに変更しようか・・・

家事をするのは控えようか。
今までの筋トレ・ストレッチを全面変更しようか。
整形外科と整骨院に受診しようか・・・

私は実母の新たなる旅立ちを見届けた後、やり残していた終活を続行する日々を過ごしていました。
やらなくても良いような自宅の浴室の壁面の清掃や、屋根裏部屋・押入れの細部に渡る整理整頓などなど・・・

喪の作業には色んなやり方があるというのに、私は心の中を整理するために必死すぎる四十九日間を過ごしてしまいました。
そこまでしないといけないような何かが私の深層にあったのでしょう。

もう電源が切れて残量がゼロに近づいた時、私は今まで経験したことのない激痛を感じました。
仕方なく整形外科を予約なしで受診し、結果「腰椎すべり症」ということで、レントゲン写真を指差しながら担当医師から「こんなボルトを入れるという手術があります」と説明を受けた。

こんな持病が長年、自身の中にあるとは想像もしていなかったので、「もっと身体を労った行動をすべきだった」と大いに反省した。

全身の痛みは納骨を終え、次第に軽減していったけれど、長時間の屋根裏作業・押入れや床下の掃除・無理な姿勢の壁面掃除などは慎まなくてはならないと思い知らされた感じです。

焦りは禁物なのに・・・

早めの終活が「生き急ぐ」ようになっていたのかも知れない。

そんなに焦っては
そんなに濃く生きすぎてはいけないよ・・・というご先祖様からのメッセージだったのかもしれない。

今は、YouTubeで紹介されている姿勢の取り方やストレッチの実践のおかげで症状緩和の目処が立ってきました。

ふと気がつくと呼吸が「常に胸式になっていて、腹式呼吸の仕方をすっかり忘れていました」
それだけ緊張して、悩んで、悲しんで、迷っていたのかもしれません。

想像以上にダメージがあったのだということでしょう。

これが母のいない子どもの心境なのでしょうか・・・

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次