エッセイ:今はもう夏?「縮まった身体に光が差し込むようにしたい」

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肌寒い春の朝にも、夏の気配

桜舞い・・・我が家のベランダにも小さなかけらが迷い込んでくることがありました。
近隣に桜の木があるわけではないのに、風に乗ってやってくるのです。

若葉が競い合うように芽吹いて、ようやく私の季節がやってきました。
今年は早々に衣替えを済ませているので、半袖のTシャツはいつでも着用できるようになっています。

ここ数年は季節が本当に読めなくなってしまいました。
コタツが恋しい朝を迎えているかと思うと、昼間にはジンワリと汗が滲んできます。
「もう、春を通り越して夏か!」と感じるのです。

ここ数ヶ月で痛み切った身体は、調整期間を経てやっと腰痛が緩和し、嗅覚・味覚が少しずつ戻ってきました。
嗅覚異常については、副鼻腔炎によるものかと思っていましたが、腰痛が激しい時に服用した痛み止め等の副作用であった可能性もあるな・・・と感じています。

いずれにしても完全に回復するまでに時間がかかりそうです。

終活と就活は今?

体調不良のために、スピードダウンをしていましたがコツコツと「終活」は進めています。
今までの断捨離とは違って、消耗品などの買い替えなど傷んだ身体をケアするようにメンテナンスしている最中です。

就活については還暦が間近に迫って、どの程度の労働を課したら良いのかわからなくなっています。
たぶん、フルタイムのお仕事は困難かと・・・

医療・保健・福祉等の求人については他職種よりも人手が不足していて、高齢者でも雇ってもらえる可能性はあるかと思います。それでも、実母の終末期を見届けて介護施設における勤務がいかに必要であるにもかかわらず、簡単ではないということを知りました。

入浴介助や日常的なコミュニケーション、家族とのやりとりなど責任重大で、体力・気力が必須であることを教えていただきました。

持病の腰痛の再発が予測される今は、少し控えめな就活をするほかないとも感じています。

毎日のストレッチを筋力アップのためのメニューに変更したい

今回の腰の激痛発症により、我流のストレッチでは反り腰を助長する可能性があることを確認することができました。なので、そろそろ整骨院に再受診して、具体的なメニューを考案する手助けをしていただきたいと思っています。

今月は事前に予約はできていたのですが、花粉症がこじれ体力が消耗した状況と判断し、一旦はキャンセルをしました。

それでもじっとしていることが苦手なので、家の中の物品チェックなどは継続をし「プチ断捨離」は続けています。

先週は、乗らなくなった折りたたみ自転車を手放しました。
ずっと野外に放置した状態だったので錆が出て、タイヤに空気を入れてもすぐに萎んでしまうような感じでした。

まるで自分を見ているよう・・・

「もう、いいか」と考えて役所の方へと運搬し、さよならをしました。

これからは自分が所有するのではなく、随時レンタルできる方向性を検討すると良いと考えています。

これが人生の過渡期とでもいうのでしょうか。
歳を重ねてきた私自身を客観視する出来事ばかりでした。

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