アラ還になってはじめて児童の発達支援センターの心理職なって感じた事

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今までの知識や経験だけではどうにもならないこと

座学については今まで、テキストや専門書を読んでなんとかなることが多かったと思います。
でも・・・現場では「知っていること」「理解していること」の他に「やってみることができる(=実践力)」ということが最も重要であると感じます。

以前の職場では、国家試験に出てきそうな項目に重きを置いて、問題を解き、解答を得ることができると良い段階だったのかもしれません。

現職では自分の経験をベースに、子どもたちの発達課題やニーズを瞬時に把握しなければなりません。
これは熟練した職人技に近いのではないかと感じる日々です。

専門職の中には豊富な知識を得て、研究に従事される方も多いと思いますが、対人援助職の現場ではそれ以上の「何か・・・センスのようなもの」が必要になってきます。

発達支援のためのスキルがほしい・・・

こんな年齢(=還暦手前)になって、まさか初学者のような立ち位置でお仕事をすることになるとは・・・

少し大袈裟かもしれませんが、わからないこと、できないことがあるのです。
今まで経験したことをベースに職場を探すという選択肢もあったと思いますが、私の場合は「今まで、ぜひ実践してみたかったこと」に終始した思いの方が勝ったとでもいいましょうか・・・

現場ではスタッフの皆さんから実践方法を教えていただきながら、子どもたちの療育現場で過ごしています。

意外と体力があるみたいです

今まではデスクワークをしている時間が長い職場に身を置いていましたが、現在は午前・午後共に療育スペースに身を置いています。

かなり重めの遊具などの準備・後片付けも行っているので、大道具・小道具・主役を盛り立てる脇役・・・などの役割をこなしているようにも感じています。

1日の就業が終わり自宅で愛犬を抱き上げていると、その軽さに驚いてしまいます。
今のところ腰痛や筋肉痛などはなく、呼吸も安定した状況で活動できています。

それでも勤務2日目から鼻閉感や頭痛、じんましんが発症し環境変化による自律神経の乱れが認められました。当初は就業中、マスクを外していましたが、季節性の花粉症が発症する可能性を考慮して「マスクあり」の活動に変更しました。

すると咽頭の湿度が適正に保たれ、大きな声を出しても、ほこりが舞いそうな激しい動きを続けていても平気になりました。

「人間とは環境に慣れ、ある程度適応できる存在なのだな〜」と実感です。

夕方になり身体は疲れていても、子どもたちの「生きる力」のシャワーのおかげで私(=hokenC)は元気です。
お休みの日は新規購入した発達支援の専門書を開き、勉強です。

今は資格試験勉強を飛び越えた詳細なスキル獲得に奮闘しています。

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