エッセイ:老いた冷蔵庫はまるで私自身の化身か?「ハイパワー機能で通常運転が可能に」

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まだまだ働ける「老いた冷蔵庫の奇跡的復活を祝いたい」

冷凍機能に限界点が見え隠れしていた我が家の冷蔵庫・・・
ハイパワー冷凍の機能を駆使して、通常運転が可能なレベルまで復活しました。

高温になった背面パネルの逃げ場を十分確保したのが良かったのでしょう。
冷蔵庫内の保存食品を厳選して、冷気が循環しやすいスペースを倍増させたのも良かった。
当面の間は製氷機能に休暇を与えて、猛暑の夏の疲れを取ることに専念してもらいたい。

それよりも何よりも、油断すると満杯になりそうな思いを一掃・整理し、必要なものに絞り込んだ方針がベターだったのかもしれない。

とりあえず当面、買い替えはせずにこのまま生きていけそうだ。

家族が多いと冷蔵庫を満たしておかないと心配

急な体調不良や災害など予期せぬ状況は誰にでも起こりうる。
そのような事態に備えて必要な食料・水の確保を続けていた。

それでも肝心な母体(=冷蔵庫)の機能停止が勃発しては元も子もない。
「老いていても、細々と働き続け、生き続けてほしい」

まるで今の私自身のようである。
9月からの再就職に際して、職域に応じた免許証のコピーの提出が必要という。
今回は心理職という立ち位置なので、臨床心理士と公認心理師のコピーだけで良いだろうと考えていました。

ところが履歴書に記入した全ての免許のコピーを提出してほしいとのこと。
職務上取得した保育や介護に関連した資格証が必要になってしまった。

これからは満タンな生き方は必要ないと思っていたけれど、今までの自分を振り返るべき時でもあるようだ。

いろんな勉強をしてきたけれど、どこかに不安があったからだろうか?

幼児の頃から好奇心旺盛な私は、自宅周辺にあった公園や田んぼを一人で歩き回って遊んだという記憶がある。
今の時代であれば、危険があるので誰も就学前の子どもにこんな自由は与えなかったと思うが・・・。

関心がある事項については探索し、調べてみたい。
そんな欲求がごく最近まで存在していたのだけれど、そろそろ「まとめの時期」が迫っている。

自宅には家ではコピーできないB4とかA3サイズの免許のコピーが残されていた。

これは明らかに「予備」的なものだったと思うけれど、今回で一掃する形でよいのではないだろうか?
それと・・・
初めて「公認心理師」の資格証を印刷した。
幸いにもA4サイズだったので自宅のプリンターが役に立った。

もう、お仕事はせずに定年退職したことにしてしまってもいいだろうと、何度も考えた。
贅沢をしなければこれからも、細々と生きていけるかもしれない。
それでも何かやり残した事柄(=夏休みの宿題)が何十年も持ち越しになっている可能性もある。

不安はあっても現場に辿り着けばなんとかなる・・・
毎回そういうことだと知っているので、時々「ハイパワー機能」も出しつつやっていきたい。

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