Essay のんびり気の向くままに:大切なものを手放す時の勇気とは何?

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愛着のあるものを手放すのは勇気が入ります。それが、年々そういった執念から解放されてきていることに驚くこともあって今朝も・・・

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今まで大切にしていたものを手放すとき

朝から愛犬 goma ちゃんがお気に入りのカニさんのおもちゃで遊んでいました。いつもなら足と手がなくなったドロドロのものを念入りに噛んでカスタマイズして遊びます。それが新しく購入してある同型同色のものをくわえて楽しんでいるではありませんか。実は何度か新品のものと交換しようと試みていたのですが失敗続きだったのです。内部に仕込んである音の鳴る部分を移植(=内臓移植的なこと)も繰り返していました。私は「やっとこの時が来た!」と考えて旧式のカニさんを処分することにしました。

勝手に処分する感じになるか?

家人は「置いておいた方がいい」ということでしたが、犬アレルギーを発症し蕁麻疹が出るようになってしまい私にとっては「洗濯できない唾液だらけのおもちゃ」がリビングに舞うことには抵抗があります。少しかわいそうではありますが、新しいものを使って遊んでもらうことにかけてほしいと考えました。「そこまでしないといけないの?」という考えもありますが、外出先では花粉等の関係でマスク生活を継続していますので、自宅のリビングでは普通の生活(=ノーマスク)を送りたいのです。

アレルギーとは全身が過敏になること

皮膚がチクっとしたらまた蕁麻疹が出る前兆かと不安になります。今は血液検査で犬アレルギーレベルが「3」ということで、このままなら無症状に近い状態で犬との生活が継続できます。もしも曖昧な心持ちで悪化させてしまったら、共に過ごすことを断念して単身赴任的な生活(=どちらかが2階で過ごすなど)ということになります。やはりどこか身体と心にサインが出ている時にはとても敏感な感覚となり、全身がチクチクと棘(トゲ)を出してしまうのかもしれませんね。

アラカンの断捨離には不安を払拭するパワーが必要です

もともと保健師をしていた私にとっては予防活動が重要であるのですが、goma ちゃんと過ごす時間は大変リラックスして優雅なものでした。お膝にはいつも可愛い寝顔があって至福の時だったのです。今回その貴重な時間が奪われたようで落胆をしているのです。生活を再構築して両者にとって最も良い距離感をはかって過ごしています。ここはアレルギー反応が出ていない家人にも協力を得ながら進めていきたいと思っています。今は精神的な落胆が大きすぎて調整期間ということになりそうです。かけがえのないものを失うことにならないように小出しに断捨離を続けていくほかありません。そう思っています。おもちゃの代わりはまだまだあるので、新しいものへの移行に勇気を持って前進していってほしいと思います。これは少し臆病になっている人間にも共通することかもしれませんね。

失うことによって得るものの存在を少しずつ知っていきたい・・・そんな気分ですね。

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