Essay のんびり気の向くままに:祭りのあとに待っているのは・・・

ハレの日(非日常)の日常(ケ)が帰ってきた。
公園でマスクをしている人は極わずが、夕方から始まった夏祭りは盛況であることが垣間見れる。私と愛犬 goma ちゃんは入場禁止エリアではない公園前の道路でぼんやり佇んでいる。怖がってはいない、怯えてもいない、これといって盛り上がってもいない犬と私・・・

ここに、今、日常的な行事が展開している。
浴衣を着ている人もいる。
地域の子どもたちが躍動している、ダンスをしている、太鼓を鳴らしている・・・。
「あ〜、やっとこの時が来たのか」と感慨に耽る。

人々は犬の姿など全く目に入らない。おかげで人見知りの goma ちゃんも緊張感なく祭りの風景を目にすることができる。案じていたことは無になった。いつものお散歩と変わらない時間が過ごせている。祭りの会場から流れる音声にもかなり耐性があるようで動じない。午前中から祭りの雑踏音声をリビングで聴かせていた効果がここに現れたのか! とにかく良かった。

hokenC

私は家人が買って帰ってきた焼きそばだけを食して祭り気分を味わいました。普段は食べることがない物だったのでこの上もなく美味しく感じられました。ソースの香りが全身に染み渡ったようで大満足。
結局、お祭りの輪の中には入ることなく自宅でテレビを観て過ごしました。まだまだ日常に戻るための時間が必要なのかもしれませんね。

gomagoma

僕はいつも通りに爆睡したよ。
焼き鳥は食べれなかったけど、ささみを食べたので大満足!

今回は嬉しそうに祭りを堪能する親子の姿を間近に拝見し、それだけで満足をしてしまった私です。祭りのあとに待っているのは、いつも通りの家事・・・などなどです。この何気ない日常を元気に過ごせているだけで幸せを感じる日々なのです。祭りの直前には門柱にこびりついた汚れを強力なタワシでゴシゴシ・・・「こんなに綺麗になるのなら、もっと早くにやるべきだった」と実感しました。祭りへの道筋が少しでも明るく、美しくなるように願いを込めて、ひたすら磨き切りました。これが私の「祭り」です。
今月は運転免許の書き換えに行ったり、年1回の健康診断に行ったりしながら過ごします。これらも私にとってはお祭りのようなものなのでしょう。

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