エッセイ:オンライン作業についていけない「3Dセキュア2.0って何?」

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クレジットカード決済ができない

今までであればクレジットカード情報を正しく入力できれば、大概のものは決済できる感じだった。
なのにネット犯罪が横行するようになって、各社「3Dセキュア2.0対応のカードでなくては受け付けない」という流れがあるようだ。

何度、操作してもうまくいかない。
複数あるカードを登録してもはねつけられてしまう。

「どうすれば自持ちのクレジットカードを3Dセキュア2.0対応にできるのか?」
調べても答えが出ないので、カード会社に直接電話して確かめてみた。

すると「順次、対応できるようにしているのですが目処が立っていません。別のカードをお使いください」とのこと。

これではダメだと考えて大手銀行が発行しているクレジットカードの申し込みを、これまたネット上で行った。

入力事項、本人確認に手間がかかって大変。
これはスマホがなくては太刀打ちできない大仕事でもあった。

こんな時代は本当に便利なのかしら?

子どもの頃には考えられなかった時代がやってきた。
誰か、手続きを手助けしてくれる本物の人間(=窓口担当)が側にいてほしい。

パソコンや携帯電話を使ったことのない上の世代の方ならば、これはお手上げだろう。
私も何とか今の時代に追いつこうと努力しているけれど、ログインして、またログイン・・・

IDとパスワードの保存がうまくいかなくなることも日常茶飯事。
生身の人間とは違う画面上の作業は、融通がきかず、冷淡でもある。

便利になりすぎて、かえって不便な生活が襲いかかってくる。
用紙に記入したり、振り込みに行ったりする方がかなり短時間の作業になって楽ちん。

3Dセキュア2.0については一応調べてみたけれど、ちまたではネット上のやり取りが中断し現場は大混乱になっていることが想像される。
もしかしたら今回、電話対応をしてくださったカード会社の方も私と同世代だったのかもしれない。

これからは使えるクレジットカードをセレクトするために、いったい何枚発行してもらったら良いのだろうか。
改めて紙ベースの手続きの安心感を再認識する日々です。

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