Essay のんびり気の向くままに:いくつになっても、元気がなくなっても、華やかな花を咲かせなくても

早朝から散歩をしていると、大型犬や小型犬が興味深げに愛犬 goma ちゃんにご挨拶をしてくれます。なのにビビリ犬の goma は声をあげて泣いてしまうのです。当初の予定では、地域のワンちゃんグループの一員となって共に朝夕を過ごす仲になるはずだったのに・・・

彼は新型コロナウイルス感染症が世界中で大流行する前から我が家の一員になっていました 。
全てのワクチン接種が終了しやっと自由に散歩することができるようになった頃、既に外出禁止の波が押し寄せていたのです。本来ならば「犬なれ・人なれ」の大チャンスであるパピーの頃に、仕方なく限られた人間との接触のみになってしまったのです。

犬種(ポメラニアン✖️チワワ)の特徴もあるかも知れませんが今、遅ればせながらリハビリという感じで温厚そうなワンちゃんとのご挨拶練習をさせてもらっています。

もしかしたら犬にもレディネス(=臨界期)というものがあるのかも知れませんが、「遅すぎる」ということはないと信じて少しずつ少しずつ前進していきたいと考えています。

人間の顔にお尻をつけている小型の雑種犬

私に関しては職業人としては遅まきの再出発になるのかも知れませんが、愛犬と共にリハビリテーションという感じで就活と終活を同時に行っていきたいと思っています。

昨日は午前中からピンクの花を咲かせるサザンカ(=実は八重の椿)の植え替えをしました。本当は真夏にするものではないらしいのですが、直に植えることを断念し家にあった鉢植えにお引越しをしてもらいました。

小さなお家(=鉢)でどこまで生き続けることができるのか様子観察・・・という感じです。調べてみると椿やサザンカには害虫である「チャドクガ」という毛虫が発生するらしいです。
「こんな危険があったのか!」と少し困惑をしたのですが光沢ある新葉を見ていると全てを根絶させることをためらってしまいます。花の数は年々少なくなってきているけれど、燃えるゴミ扱いをするのは未だ早いと感じます。

hokenC

いくつになっても、元気がなくなっても、華やかな花を咲かせなくても細々と生き続けることを応援してほしい。これはまるでアラカンの私自身でもあるのでしょうね。

「お互いに頑張っていきましょう」と励ます。

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