Essay のんびり気の向くままに:少し早すぎるかもしれない終活、かなり遅すぎる就活

のんびり気の向くまま過ごしていたら、家の中と外が片付いてきました。
要らないものは要らないのです。
思い切って今後使用することはないと断言できるものから整理をしています。
私( hokenC ) は、まだ還暦には手が届かない年齢。なのにこんな早期から、身支度(=終活)をする必要性があるのかないのか? 少し戸惑いもあるのですが、次世代の手間を最小限にするためにひたすらやり続けています。
時には、住宅の狭い犬走りの掃除をしたり、ホームセンターで砂利を購入したり、ベランダの大掃除をしたり・・・そうしていましたら、お尻の大臀筋が筋肉痛になっていました。毎日、筋トレ・ストレッチを続けているのに、この部分だけは手付かずだったようです。

人間には盲点があるようです。
何気なく毎日を過ごしていると気が付かないことも多くて、背丈を低くしゃがんで地面を見つめてみたら、違う世界を発見することもあります。
こんな小さな生き物がいるのか〜
こんなところに傷があったのか〜
こんな良きものが残されていたのか〜  などなど。

狭いアプローチの植栽に手を埋め掘り返し、伸びゆく樹々と草花たちに触れていたら思うのです。
いつまで元気に過ごせるのだろうか?
いつまで自宅でのんびりしていられるのだろうか?
いつまで家族と一緒にいられるのだろうか?  などなど。

元々はポジティブな発想で生きてきた私だと思うのですが、アラカンモードの思考を巡らせるようになってきました。
人生の折り返しは、かなり以前に通過してしまっているはずなのに今頃になって・・・
残された時間に何をしようか?

実は「終活」の作業に合わせて、思いがけず「就活」もしてみたいと感じるようになってきました。
再び、保健師や心理師がいる場所に辿り着くことはできるのでしょうか・・・
ご縁があれば行けるでしょう。

今は、人生の貴重な空き時間を有意義に過ごしていきたい。
普段はゆっくり読めない本を読んだり、絵を描いたり、出かけたりすることができたら幸いです。

犬のような生活
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