エッセイ:還暦が近づいて物思いに耽ってしまいます「どうしても自分のことは後回し・・・」

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自分のことは後回し?

新しいテーブルが自宅に届きました。
けれど寝室に置くよりも、もっと活用できる場所、もっと大切にできそうな人(=家人)がいることがわかり、譲り渡すことにしました。

自身の勉強については当面、1階リビングを主に行えば良いと思いますが、今は少し迷子になっています。以前であれば、参考書や問題集に取り組むことが習慣になっていたので、それほどハードルは高くなかったように思いますが・・・

今、ライフステージにおける個人的な課題と悩みがあるのだと思います。
「自分のことであれば、自分で行動し責任が取れるけれど、他者の人生に関与しその場を離れずにいることは難しい」と感じます。
日々の雑務については、修行というほどの困難はないかもしれませんが、自主的な活動を抑制して、その場に居続けるということはまさしく修行にあたいすることなのかもしれません。

おそらく子育てや介護などは、その範疇だと思います。
やはり職業人としてのあり方とは違った困難があると思います。

還暦ともなれば・・・

自分らしい生き方ばかりを追求するのは難しい年齢なのかもしれません。
次世代や自分なき後のことを想定し人生設計するということは、かなりの精神的エネルギーを要する事案ですね。

私の場合はもっと日々の楽しさを追求する方向性を考えても良いのですが、犬と旅するYouTubeの動画などをみて、代替的な冒険旅行を体験し満足しているという節があります。
自分は行ってないのに・・・

少し無理をしてでも、旅行を計画しても良いのですが、屋根工事を済ませた後などで当分は節約生活を続けたい・・・と考えています。

限りある時間、限りある体力、限りある資源・・・などを客観視して、小さな日々の生活を楽しむ感じになっています。

今はなき親世代のことを回想してみると、趣味やボランティア活動などにエネルギーを注いでいた姿が浮かんできます。当時は経済的にもゆとりのある生活の維持が可能だったと思います。

同じ会社に長期に雇用され、十分な退職金が渡され、自宅ローンが完済し、生活に困らない年金が支給される・・・

いまさら親世代を羨ましく思っても仕方ないのですが、新しい時代を開拓する初老期未満の存在として、これから生き残っていく方法を模索中です。

今、前例がない時代を生きているのですから、ビビって立ち止まってしまう瞬間ってありますよね〜

自分自身を慰める日々です。

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