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デューイはどんな人?
アメリカの哲学者・教育学者・心理学者で、バーモントとジョンズ・ホプキンス大学で学びました。彼は1894年までミシガン大学で哲学を講じていましたが、シカゴ大学に移籍し10年間を過ごしたといいます。1904年にはコロンビア大学に転じて、この頃より興味が教育学へと移行していったと考えられています。
デューイの理論・業績:機能主義心理学に大きな足跡を残した
自然主義的人間主義・実験主義の立場
要素主義的な「構成主義心理学」を批判し、心的過程の機能に着目する「機能主義心理学」を主張して、シカゴ学派を形成しました。
サイコロジスト
デューイは「反応は刺激に対して反応するのではなく、刺激の中に反応するのであり、運動刺激によって刺激は刺激になり、刺激の受容はその中に運動を含むものとして成立する」と主張しています。彼は以上のように意識の力動的な見地を大切にした人だと考えられます。
福島 章 編(1996)精神分析の知 88, 新書館.
氏原 寛・山中 康裕 他 編(1999)カウンセリング辞典, ミネルヴァ書房.
中島 義明・子安 増生 他 編(1999)心理学辞典, 有斐閣.
氏原 寛・山中 康裕 他 編(2004)心理臨床大事典 改訂版, 培風館.
下山 晴彦 編(2014)誠信 心理学辞典 [ 新版 ], 誠信書房.
IPSA心理学大学院 予備校(2022)公認心理師試験対策標準テキスト ’22~’23年版, 秀和システム.
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