和小屋組でワンダーフォーゲル:できればすこぶるユニークな人に会ってみたい

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和小屋組でワンダーフォーゲル:できればすこぶるユニークな人に会ってみたい

gomagoma の小さな家のテッペンに小屋梁を張り巡らせ、縦揺れ・横揺れ
「何があっても大丈夫」と励ます。
屋根は切妻の勾配が何だか落ち着く。このあたりに秘密基地を設けても良さそうだ。

屋根裏部屋の小窓から白雪がわずかに残った山々の連なりが見える。
生まれたてのお天道さまは、角度を変えながら段々と上昇する。

庭には小鳩が金柑の実を目指して遊びにやって来る。
だけど、いつも種だけ残して仲間のいる巣へと帰っていく。

イノチ巡る、イノチ続く・・・
次世代の植物たちの苗木は空を飛ぶもの、地面を這いずるものによって育てられる。
今、すべての生物が愛おしい。

アナタ、ワタシ、ミナさんのこれから
どのように展開されていくのでしょうね?
人としてはまだ未完成なワタシたちが、次にすべきことはなんだろう。
家の中で過ごすもよし、家の外で誰かに会うのもよし、小さな家に友人たちを招待してもよし。

みんな言うだろう。
「この家、ちょっと変じゃない?」
和洋がごちゃ混ぜになった佇まい。
「見たことないね、こんな家!」そう言われそうです。

和小屋組でワンダーフォーゲル。
これからはしばし、上昇することを目指そう。
目の前には無数の坂がある。これは女坂? 男坂?
今の時代に男女や強弱なんかを気にしていてはつまらない。

登山には準備が必要だった〜
gomagoma も、不備な形で大事なイノチを無駄にすることないように心がけたい。

登った先で、誰に会うだろう。
登った先の国々では、どんな習慣があるのだろう。
できればすこぶるユニークな人に会ってみたい。

まずは完成した家に必要な設備・備品を調達しなければならない。
就職しようか、バイトしようか、このまま過ごそうか・・・
それは自由。

ワタシはワタシの山を登る。上昇したり、下降したり、立ち止まったり・・・
これから起こること、いいことばかりじゃないから面白い、のでしょう?

言葉の解説

カーペンター

和小屋組は、日本古来からの小屋組のことで、桁の上に小屋梁を架け渡し、小屋束(こやづか)を立てて屋根面を構成したものです。これは水平・垂直材によって造られているため、圧縮された力が主となり水平の力には弱いという特徴があります。

小屋組
フィロソファー

山野を徒歩で旅行し、自然の中で自主的に生活することで、心と身体を鍛えて、共に語り、共に協力し合うことを目的とする活動のことをいいます。特に青年期のこの活動は有意義であると考えられています。

勿忘草はワード・ホヴランドのように・・・アナタからワタシにたどり着くまでの微かな記憶
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】

レミニセンス・・・無駄なことなんて何もない。
アナタからワタシにたどり着くまでの微かな記憶、忘れないで。

浅葱色したアイデンティティ、この色の服をフタリで着てみたい。
今、勿忘草を贈り合いましょう。
小さな小花が全ての生き物を祝福するように・・・

浅葱色(さぎいろ)のナタから、勿忘草(すれなぐさ)のタシに伝えたいことは?

「フタリは同じ色立体に存在すること」です。
「お互いに同系色」と意識しながらも違いを感じて別々の生き方を選択する。それも良し。
「グラデーションの一つ一つの帯を感じながら共に寄り添う」それも良し。

いつか天に向かって手を延伸させる時、空(くう)を掴むために必要なことは?

空を取り巻くすべてのものは、幻のようなものであり、夢のようなものであり、
雷のようなものであり、こだまのようなものであり、本当に不思議なものである。
樹々は空に向かって新緑の葉を広げ、枝は日が増すごとに太くなり揺るぎない森へと変わる。
森の中には生命が宿り、いつか大地(つち)に帰る・・・

山鳩が突然、地表へ落下し、アナタとワタシにメッセージを運んでくる。
小鳩はワタシの頭頂部で休息をとる。
「ここがアナタの居場所です」と伝えにやってくる。

お天道さまに近いところ・・・
gomagoma はようやく自立した一本の木になったのだと知らされる。
勿忘草はワード・ホヴランドのように・・・
アナタからワタシにたどり着くまでの微かな記憶がここにある。

アナタのことを決して忘れない。忘れない。

きみをまってる
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