コラム【つ✖️ツ】の物語:ワタシのツァイガルニク効果は永遠に「露草のように生きていけたら・・・」

露草色(ゆくさいろ)=bright blue

露草色は早朝に咲く露草の明るい青色にちなんでつけられた名前だそうです。
ツユクサは1年草で、いろんなところで見たことがある草花です。
小さく可愛いお花ですが、染料として活用されていました。古くは「着き草」とか「月草」「鴨頭草」とも呼ばれていたということです。この染料は比較的簡単に脱色ができるということで、友禅などの下絵の作業にも使用されているそうです。色が落ちやすいという特徴から「うつろう」「消える」といった言葉に掛かる枕詞にもなっています。

ァイガルニク効果

ツァイガルニク効果とは、今までにすでに終えてしまったことよりも、途中で挫折したり、中断してしまったり、うまくいかなったことの方がずっと記憶に残るという心理現象のことをいうそうです。 人の本能の中には「最後まで自分の力でやり遂げたい」という熱い思いが根深く組み込まれているのかもしれませんね。
いつまでたっても忘れられないこと、諦められないことってあります・・・

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ワタシのツァイガルニク効果は永遠に「露草のように生きていけたら・・・」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】

gomagoma も「露草のように生きていきたい」
どうすれば忘れてしまえるのでしょうか?
もうとっくに時効はむかえているはずなのに、あの頃、あの場所で、あの人たちと超えることが出来なかった事柄。

大きな宿題を勝手に作って放置したままになっている。
「もういいんじゃないのか」とみんなは思うだろう。
「こんなことしたって無駄だ」と。

本当にそうだろうか?
どうしても続けたくても続けられないことってあるよね。
それで良いと思っていたし、おそらく今のワタシにとっても中断したことは何ら問題ない。
そう思う。

露草は年中何処かで生き続けている。
自分自身の強さを主張することなくただ群生している。

何処かで誰かの色に染まってみようと試みる。
いったんは相手が希望する色となり染まってみせる。
でも簡単に染まりきれるものじゃない。
ただ相手の下絵をトレースするお手伝いしか出来ないのだ。

「露草色って爽やかで、いい色ですね」と褒められる。
 〜 万人ウケするように頑張っています 〜

でもワタシはアナタとは全く違う。
これからも結局ワタシはツァイガルニクでやっていくのです。
自分の課題は自分の根っこがイヤというほど記憶している。
「露草のように生きていけたらいいのに・・・もっと楽なのに」
だけど・・・これからもしたたかに自分の色を探求する。
決意。

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