空色(そらいろ)=sky
空色は別名「スカイブルー」と呼ばれ、爽やかな青色をしています。
この色は老若男女問わず、とてもポピュラーな色彩です。絵の具やクレヨンではいち早く小さく短くなってしまう人気者でもあります。
スカイ(sky)という名は、明るく薄い青の範囲を幅広く総称する色になっているそうです。
空を眺める時、青は刻々と明度・彩度を変化させます。
軽快に見えたり、物悲しく見えたり、空しく見えたりと・・・
そうか、ムナシイ色でもあるのか?
ソウルメイキング=soul making
ソウルといえば、「たましい」という言葉が浮かぶ人が多いかもしれませんね。
事典などでは「こころを見いだしうるパターンや秩序、その多元性・多様性、不可解」といったものを重視したときに使われる言葉だそうです。またそれは、人の非物質的な側面や中核、神髄を表してもいるらしい。
分析心理学者のヒルマン(Hillman,J)はソウルを、曖昧さを持つ概念として明確な定義を嫌ったそうです。
人や生き物の未知なところを重要視したいのだと思います。
でもエビデンス(evidence)を過剰(?)に重視する現代人にとっては、曖昧な世界を温存する「ソウルメイキング」は相反する概念とでもいうのでしょうか。
ソウルという言葉は、少し危うい印象を与える言葉ですが、ワタシたちの「たましい」は今、どうなっているのかと考えさせられます。
空色の明度・彩度の観察者「ソウルメイキングというお仕事を担当してみる」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】
空には境界がない。
まるでマーブリングした水彩の世界とでもいうのだろうか。
どんより曇った時節にも、空色の青が必ず隠れている。
視点を上空に移行させてみる。
そこには灰色の雲を階下に踏みしめることができる場所が用意されている。
上空は飛行機で移動しますか、それとも・・・
呼吸しているワタシたち人間や動物は、未だ彼岸の世界を知らない。
知りたくないので、知らないことにしているし、知ろうともしない。
反ソウルメイキング派の活動を続けています。
gomagoma にもいつかやってくるだろう。
アナタにも必ずやってくるだろう。
冬の空は透明度がさらに増し、空色の明度・彩度が一層、二層、鮮やかになる。
「空がこんなに綺麗だとは知らなかった」
厳冬に旅立つ人は多いように感じる。
この澄んだ空を空しい(=ムナシイ)と叫ぶことなく上昇する。
軽やかにソウルと共に逝けたら・・・
残される者が少しでも救われるような青空をお土産に残して逝く。
そうあってほしいし、そうありたい。
どうか明日、晴れますように。
空は不思議なものを連れてくる。
今、ここに舞い降りたタマシイが。
生き続けるワタシとアナタのいる場所に幅広いスペクトルとなって放射する。
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