ソフィストの反り:詭弁に注意し、丸みのある起り(むくり)でいこうか?

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ソフィストの反り: 詭弁に注意し、丸みのある起り(むくり)でいこうか?

反り屋根、反り破風(はふ)、上昇気流。
凹面が湾曲し空に向かって、うねる、うねる。
でも反りかえってばかりだとなんか不安・・・
丸みのある起り(むくり)でいこうか?

どう見ても gomagoma には格式や荘厳さが欠けております。
はっきり言って、「庶民派である」ということが唯一の売りになっています。
むしろ、むくり(起り)という感じ・・・

小さな家の屋根面は、優しく膨らんだ桂離宮みたいなイメージが心地いい。

アナタとワタシの周辺には無数のソフィストたちがいるみたい。
日々、論破されすぎて疲れていませんか?

ソフィストは本来「知恵ある者」。
アテネのポリスの市民にいろんなことを教えていたのでは?
弁論術や自然科学・・・知っていると非常に有益な知恵です。得することも非常に多い。

gomagoma も時として真理探究から逸脱して弁が立ちすぎる時があります。
話し終わった後に、独特の爽快感、優越感・・・
これは危険な「反り」の発生を意味します。

詭弁に注意!
知らず知らずに誰かを論破してしまう時
「知恵あるアナタ」「知恵なきワタシ」の構図ができあがるのです。
ごめんなさいを言う前に、こんな象徴的な反りをやめ、起りの姿勢をキープしたい。

そうだ!
gomagoma 家の屋根は、角の取れたソフトな「むくり屋根」にしよう。

家庭教師ソフィスト さまへ
「それでよろしいでしょうか?」とお伺い。

言葉の解説

カーペンター

反りとは、反り屋根、反り破風(はふ)などと使われる用語で、上方に対して凹面に湾曲している曲線のことをいいます。反対の場合は起り(むくり)といいます。

反り屋根
フィロソファー

ソフィストとは、ギリシア語でいうソフィステスのことで,知者、達人という意味があります。これは紀元前5世紀中頃からギリシア世界に現れた職業的教師のことをさし、報酬を得て富裕市民の子弟に弁論術などを教授しました。

空色の明度・彩度の観察者「ソウルメイキングというお仕事を担当してみる」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】

空には境界がない。
まるでマーブリングした水彩の世界とでもいうのだろうか。
どんより曇った時節にも、空色の青が必ず隠れている。
視点を上空に移行させてみる。
そこには灰色の雲を階下に踏みしめることができる場所が用意されている。

上空は飛行機で移動しますか、それとも・・・
呼吸しているワタシたち人間や動物は、未だ彼岸の世界を知らない。
知りたくないので、知らないことにしているし、知ろうともしない。
反ソウルメイキング派の活動を続けています。

gomagoma にもいつかやってくるだろう。
アナタにも必ずやってくるだろう。

冬の空は透明度がさらに増し、空色の明度・彩度が一層、二層、鮮やかになる。
「空がこんなに綺麗だとは知らなかった」

厳冬に旅立つ人は多いように感じる。
この澄んだ空を空しい(=ムナシイ)と叫ぶことなく上昇する。
軽やかにソウルと共に逝けたら・・・
残される者が少しでも救われるような青空をお土産に残して逝く。
そうあってほしいし、そうありたい。
どうか明日、晴れますように。

空は不思議なものを連れてくる。
今、ここに舞い降りたタマシイが。
生き続けるワタシとアナタのいる場所に幅広いスペクトルとなって放射する。


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