レオバルディの連子(れんじ):等間隔のリピテーションで・・・海を渡る

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レオバルディの連子(れんじ):等間隔のリピテーションで・・・海を渡る

連子の隙間から外界の光が差し込んでくる。
この可視光線の向こうには海があるのか、山が連なっているのか?
知りたい。

gomagoma の小さな家はまもなく完成する。
だけどアナタとワタシの小さな空間は、はっきりいってまだまだ未完成。

ま〜それでもいいかっ。
家具はどんなデザインがいいだろう。電化製品もそろえておかないと。
だけど予算不足で家財道具が用意できない可能性が・・あります。

「これからジブンで生きていけるよう、本物の力がほしい」


ワタシたちの生まれ育った時代には、まだまだ保守的な考えや物が溢れている。
それをこの際、整理し再生させたい。
ちょっと格子の隙間から覗き見ることにしよう。

レオバルディの連子なら、家の中にいても哲学的で美しい言葉が溢れてくる。
けれどgomagoma の小さな家には、そんな気の利いた環境は整備されていないのです。
ジブンで創るのです。

等間隔のリピテーション・・・
音階を感じながら、新たな色彩を発見し波打つ。
そして書院造りの棚からお気に入りの蔵書を一冊。
これはお守りにしましょう。

家が完成したら、訪ねてきてほしい。
そして、ミナがいる世界へ旅立ちたい。

等間隔のリピテーションで・・・海を渡る。

言葉の解説

カーペンター

連子(れんじ)とは、建物の窓、扉、欄間(らんま)などに設けられた格子のことをいいます。これは細い材料を縦または横に等間隔に並べたものです。

連子(れんじ)
フィロソファー

レオパルディ(Giacomo Leopardi;1798―1837)は、イタリアの詩人で随筆家、哲学者、文献学者でした。彼はアドリア海を遠くに望み見る丘陵地帯のレカナーティに伯爵家の長男として生まれ、保守性の強い環境で育ちました。また幼い頃から聖職者の家庭教師から様々なことを学んでいましたが14歳のときには、もはや教師を必要としない状態になり、書斎に引きこもって蔵書に埋もれながら、もっぱら古典文献の研究に没頭したといいます。

アナタとワタシのレディネス「檸檬色の群生を収穫する時期は今でよろしいでしょうか?」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】

シトロンの枝、シトロンの葉、シトロンの果実が大好きです。
お天道さまは遠慮なく、休みなく地上に光線を送り込んでくる。
檸檬色の群生は毎日 vivid に輝くことを忘れない。
実りある季節は無農薬国産レモンの収穫時期と重なります。

アナタとワタシは輸入した環境で、言語と文化を学び続けてきました。
そして、それなりに役に立ちそうな知識を吸収してきました。
この小さな島に群生するシトロンの香りを知っていますか?

小高い丘から見下ろす海洋の波・・・ゆらり穏やかなリズム、ひかる七宝・・・
果実は甘いだけではない何かを成熟させながら出番をずっと待っています。
gomagoma も、そろそろ手摘みの檸檬として旅立たなくてはなりません。

与えられた環境は、いつも守られた土地の、空気の、仲間の、集合体だった。
これからは酸味のある国産のシトロンとして生きていかなくてはなりません。
同じ枝に戯れる「キョウダイ」たち・・・誰から出発しますか?

今こそ、勇気を振り絞って! レディネス!
アナタからワタシ・・・大丈夫。
ワタシからアナタ・・・準備OKです。

およぎはじめて
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