ポストモダンの星割れ:割れて分離した角材は、修復可能か?
もう終わってしまったのか? アナタとワタシが得意とする時代は・・・
手に入れた自由は、かりそめの自由か?
開放的で快適な生活空間は本当に安全だったのか?
ポストモダンな価値観や学問、建築が本当に「これで良かった」と断言できるのか。
gomagoma は大人になってポストモダンの星割れを発見してしまった。
せっかく建築用に集めた木材は、外樹皮面から中心部分に向かって乾燥に耐えられずワレタ。
まるで空中内に散りばめられた星々の間を引きさくように分離・遮断。
これは脱近代主義のエネルギーが凄すぎたのか、それとも・・・
古くても価値あるもの、一部破損しても味があるもの、手間がかかっても居心地がいい場所。
あったはずなのにな〜
アナタとワタシ、そしてミンナ・・・
近代主義の向こうに何があった?
世界が広がった。世界が身近になった。
世界が自分の・・・情報が多すぎて渇く、乾くココロ。
金貨の星が満開になる前に、水の流れを良くしたい。
万人に行き渡るような現代的なシステムで・・・
割れて分離した角材は、修復可能か?
破れてしまった場所は早期に、再興することができるか?
gomagoma は今、そんな時代を生きている。
言葉の解説
星割れとは木材組織の欠点の一つで、外樹皮面から樹心に向かって生じる辺材の乾燥割れのことをいいます。
ポストモダンとは現代という時代を、近代が終わった「後」の時代として特徴づけようとする言葉のことをいいます。これは建築や哲学、文学などに用いられる言葉でもあり「モダニズム(近代主義)」への反動として、1960年代頃から表れた思想および表現のことをさしています。
ホメオスタシスのささやき:「百花の王」牡丹色の小袖を卒業してみたい
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】
牡丹色の着衣であれば、血色良く元気な人と思ってもらえる。
そうです、今のワタシは「百花の王」なんですから・・・もう少し「王」と呼ばれていたい。
いつも変わらないアナタが好きです。でも、いつも変わろうとしないワタシが苦手です。
勝手なものですね。誰にどれだけホメオスタシスを要求するの?
そろそろ誰にも気づかれない形で変身・変態しても良い時期ではないかしら・・・
「変化すること」・・
それは今までの姿を一旦放棄し、何かを諦め新たな空気と水を手に入れることです。
gomagoma は安楽な習慣を手放すことができない。健康を維持管理する上でこんな便利な方法はないからです。
時として新しい考え方に触れると混乱してしまうことがあります。
ただ納得いく新道に触れると牡丹色の花びらを散りばめたくもなります。
アナタなら「王」の座を死守するために、何を守って生きていきますか?
ホメオスタシスの管理者は常にアナタだし、ワタシの領域では自分以外には誰もいないという孤独な存在。
むしろ「百花の王」というよりも「百獣の王」的な力強ささえ内包しているのです。
そう簡単には潰れない、強固な肉体と精神を全ての生き物に与えているのです。誰かが。
牡丹色の小袖もいいけど、もっと力を帯びた重層な着物とともに生きてみるのもいい。
どんなに飛躍しようとしても、組み込まれた恒常的なシステムで、きっと無茶ができない心身が生き残る。
もう少しは冒険しても良いと思います。
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