濡羽色(ぬればいろ)= black
濡羽色(ぬればいろ)とは、烏(カラス)の羽のような艶のある黒色のことをいいます。 別名「濡烏」、「烏羽色」とも呼ばれているそうです。 万葉の時代より「髪は、烏の濡れ羽色」といわれるように、黒く艷やかな女性の髪の毛を形容する言葉として用いられていました。
最近は髪を染める人も多く、ストレートの黒髪女性をみることは少なくなってきたように思います。それでもキューティクルが輪のようになって黒く輝く髪には今の時代でも憧れる人は多いかもしれませんね。
ヌクレオチド
ヌクレオチドはDNAやRNAなどの核酸の基本構成単位で、生体内のさまざまな代謝にも関与する成分のことをいいます。また ヌクレオチドは母乳の免疫成分のひとつでもあり、免疫細胞のナチュラルキラー細胞を活性化させたり、消化管で産生される分泌型の IgA を産生し、免疫力を高める働きがあるそうです。
ヌクレオチドは、塩基とリン酸基を結合した糖によって構成されています。糖としてリボースを含むものをリボヌクレオチドといって、塩基として、アデニン(A)、ウラシル(U)、グアニン(G)、シトシン(C)を持つものがRNAを構成する形になっています。一方、糖としてデオキシリボースを含む場合は、これをデオキシリボヌクレオチドといって、塩基として、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)を持つものがDNAを構成しています。
DNAやRNAと聞けば、二重らせん構造など遺伝に関わるものとして有名ですよね。皆さんも高校時代に学習したことがあるのではないでしょうか。
ヌクレオチドからのメッセージ「濡羽色の黒髪を復活させてもいいんじゃない?」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】
今日も烏(カラス)がやって来た。
いつもよりもサイズが小さいぞ。生まれて間もない子ガラスか・・・
まるで産毛が残っているような毛羽立ち、なんだか可愛い。
お母さんからはゴミの日の食糧調達方法を学んだの?
珍しく濡羽色のロン毛の人がやって来た。いつものシャンプーが大変そう・・・
毎日洗うとこれは長時間の手入れが必要になるわ。
成人した烏がステップを踏んで児童公園へやってきた。
木々に何やら小さな実が育っているようだ。羽を広げた隙間から青空が見える。
綺麗だけど集団で近づいてきたら迫力がありすぎる。
ちょっと怖い。
彼らは何を目的に生きているのだろうか。そもそも目的なんかないのかもしれない。
いつものように食べていけたらそれで十分なのか・・・
濡羽色の羽は泥染の黒よりもさらに艶やかで、宝石に近い様相をしている。
現代科学では100%の黒色はないと考えられているけれど、この世に存在する BLACK でピカイチと言っても良いだろう。
烏は何かを告げにくるという。
以前の gomagoma にとって烏のお出ましは、少し背筋が冷ややかになるような不吉な存在だった。「死を告げる鳥」という印象さえ与えてしまう。
損な役割を任せられたお気の毒な存在でもある。
人間のゴミをあさる以外に何か悪いことをしているのか? 濡羽の烏たちよ。
何もしていない。
彼らは自然界で伸びやかに寿命を全うしたいだけだ。
しかしこの世の摂理から反する事案がふきだしそうな時、彼らはやってくる、横切ってくる。
そしてワタシやアナタに大事なメッセンジャーを運んでくるのだ。
そろそろ濡羽色の髪を復活させ流行らせても良いのではないか?
アデニン、チミン、グアニン、シトシン・・・塩基の配列で変更不可能な遺伝子たちよ。
今こそ。
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