ニーチェの日影図:自分らしい自分になるためには、自らの手足を使うことだ

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ニーチェの日影図:自分らしい自分になるためには、自らの手足を使うことだ

お天道さまの高度は今、どこにある?
南からさすのか、北から反射するのか、方位が全くわからない。
この際、携帯用のコンパスを参照してみてはどうだろうか。

アナタとワタシの季節は、緯度がどうも読みづらい。
gomagoma が見つけた土壌に完成した建物のイメージを膨張させてみても・・・

今、この段階で日影の大きさ、角度、時間が読めたら、それはスゴイこと。
できそうもないな〜。

ニーチェの日影図ならどうなる?
「いつか空の飛び方を知りたいと思っている者は・・・」
どうするの?
「まず立ちあがり、歩き、走り、登り、踊ることを学ばなければならない」

やっぱりそうか〜 だと思った。

文明の力、精巧なコンパスの力に頼るな!
小さくても快適な家、質素でも豊かな日常、日向と日影のバランスが程よい・・・
そんな計画を実行するには、道の行き先ばかりを気にしてはいけない。
誰かに日影図を描かせ、依存しずぎてもいけない。

ニーチェはどう言ってた?
「高く登ろうと思うなら、自分の脚を使うことだ」
「高い所へは、他人によって運ばれてはならない」
「人の背中や頭に乗ってはならない」と。

gomagoma は思う。
「いい家、自分らしい自分になるためには、自らの手足を使うことだ」
「ワタシが納得のいく所に行くためには、アナタに頼り切ってはならない」
「周りのヒトビトの力や考えに乗っかってしまってもいけない」

ごもっともっ。

言葉の解説

カーペンター

日影図とは建物の日影を検討するため、太陽高度や方位角、日影の長さなどをまとめて表示した図のことをいいます。

日影図
フィロソファー

ニーチェ[1844~1900]はドイツの哲学者で、ギリシャ古典学や東洋の思想に深い関心を示したといいます。また近代文明の批判と克服を図るために、キリスト教の神の死を宣言したのは有名です。彼は善悪を超越した永遠回帰のニヒリズムに至りましたが晩年は病に伏すことになりました。

肉桂色(にっけいいろ=シナモン)が覚醒の時を刻む「ニューロサイエンスで解明できること、解明できないこと」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】

紅茶にシナモン、トーストにシナモン、八ツ橋にシナモン、アナタなら何にシナモンをふりかけますか? 
この色は紅茶に浸す枝状のシナモンの色です。
それを肉桂色(にっけいいろ)と言うとは今まで全く知らなかった。
なんだか艶めかしい響き・・・

シナモンの香りと色は人をその気にさせます。良いこともそうでないことも・・・
この現象をニューロサイエンスで解明できるのだろうか。
人は希望して今の自分になったわけではなく、途方もなく制御された心と体のシステムによってすっかり支配されて生かされている。
ワタシたちの心と体の謎が解明した時、本当に幸せがやってくるのだろうか。

病が姿を現すとき、症状が緩和するとき、立ち去ってくれるとき、それはいつになるのだろう。
ずっと来ないかもしれないし、ずっとシラフのままだったのかもしれない。
これは病ではなくワタシたちの本性であり真理なのではないか。
シナモンが風に乗ってやってくるとき、gomagoma は最も自分らしい姿をしているはずだ。

赤茶けた色は嬢熟した土の姿をしている。
土台に盛られた土の色をしている。
血液が全身を循環する心地よいリズムを奏でている。

シナモンの香りが人を覚醒させるのだ。

にじがみえるみち
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