肉桂色(にっけいいろ)= cinnamon = light reddish brown
この色は別名シナモンといわれ、樹皮のような明るいブラウンのことをさしています。
肉柱のくすんだ黄赤は、江戸時代に東南アジア原産のシナモンが入ってきたことが発端となっています。
でも色名として使われるようになったのは近代のことで、お菓子のニッキが有名です。
ニッキの色や香りはお好きですか?
ニューロサイエンス
ニューロサイエンスとは神経系の研究を行う科学のことで、動物やヒトの認知・言動・思考などについて真実に迫る実験なども行われる領域です。私たちの何気ない仕草や言動の裏に隠されているメカニズムや真理を探求しています。
人間の脳科学などはこの領域の研究として目覚ましく進歩した分野だと思います。また、この脳科学以外にも生物学、心理学、統計学、物理学、医学、哲学など学際的な知識が結集したものが一層進歩してきてもいるようです。
知りたいことを知り、知りたくなかったことまでも解明され、ちょっとドキッと驚いてしまうこともありそうです。
肉桂色(にっけいいろ=シナモン)が覚醒の時を刻む「ニューロサイエンスで解明できること、解明できないこと」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】
紅茶にシナモン、トーストにシナモン、八ツ橋にシナモン、アナタなら何にシナモンをふりかけますか? この色は紅茶に浸す枝状のシナモンの色です。それを肉桂色(にっけいいろ)と言うとは今まで全く知らなかった。なんだか艶めかしい響き・・・
シナモンの香りと色は人をその気にさせます。良いこともそうでないことも・・・
この現象をニューロサイエンスで解明できるのだろうか。人は希望して今の自分になったわけではなく、途方もなく制御された心と体のシステムによってすっかり支配されて生かされている。
ワタシたちの心と体の謎が解明した時、本当に幸せがやってくるのだろうか。
病が姿を現すとき、症状が緩和するとき、立ち去ってくれるとき、それはいつになるのだろう。
ずっと来ないかもしれないし、ずっとシラフのままだったのかもしれない。
これは病ではなくワタシたちの本性であり真理なのではないか。シナモンが風に乗ってやってくるとき、gomagoma は最も自分らしい姿をしているはずだ。
赤茶けた色は嬢熟した土の姿をしている。
土台に盛られた土の色をしている。
血液が全身を循環する心地よいリズムを奏でている。
シナモンの香りが人を覚醒させるのだ。
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