眠り目地のネグリ:ワタシはワタシのために起業家になれ!
隙間なく密着し仕上げてください。手を抜かず・・・
gomagoma の小さな家には数えきれないほどの部材が用意されている。
まるで眠っているかのような目地だらけで、間と間の処理具合がすっかり目隠しされている。
アナタとワタシも眠り目地のように同一化してはいないだろうか。
少しは隙間風が入るくらいが程よい距離。
ネグリとハートは、世の中の抑圧や専制にただ抵抗するだけじゃなく、自らが起業家になって動くことをすすめている。
アセンブリ・・・時代のうねりをしっかり受け止めて解放へ・・・ということらしい。
荷が重いな〜
正直いって今の gomagoma には、社会のシステムをおもんばかったり、金融資本の搾取とか、難しい事柄を考える力がほぼほぼありません。
集合=集会といった多人数がいる場所も得意ではありません。
テーマパークでさえも出遅れて行くことを躊躇してしまいます。
「マルチチュードよ、自らの民主主義のための起業家となれ!」
と言われましても・・・
そろそろアナタとワタシだけの世界から、カレラがいる場所に出向くべきかもしれません。
眠り目地は一見すると目地の正体が不明になります。
そこにこそ境界があるのに・・・
建築途上のキッチンにタイルをはめ込んで加工しましょう。
目地がお洒落で見せ場の隙間にジブンらしい隙間を施す。
1ミリ? 2ミリ? 3ミリ? 0ミリ。
ほどよい距離感、これで大丈夫。
ワタシはワタシのために起業家になれ!
るはず・・・
言葉の解説
眠り目地とは2つの部材を密着させて隙間なく仕上げる工法のことをいいます。
ネグリとはイタリアの哲学者で政治運動家でもありました。彼はパリ大学などで教鞭を取ってもいましたが、1979年に過激派組織との関係を疑われ逮捕・起訴されています。裁判では直接的な関係はないとされましたが、過激な政治運動への影響力を問われ有罪判決を受けました。
ネオフォビアなワタシたち「鼠色が無難なので重宝します」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】
今度こそ自分の色をメインにした服を新調しよう。
ブルーがいいかな? イエローでもいいか・・・このピンクもかわいい・・でも
「やっぱり鼠色にします。なんにでも合うし汚れも目立たない。持っていて損がないです」
鼠色は無敵といっても良いくらい有難い色です。クローゼットの中には「すねずみ、おめしねず、にびいろ、うすずみ」が満載です。全部同じ色ですが・・・いけませんか?
gomagoma も、そろそろ新しい世界で新しい色と出会って、新規開拓がしたいのです。
本当は・・
でも臆病になってしまうのかもしれませんね。知らない事は知らないままでいる方がずっと楽だから。ネオフォビアなワタシにガッカリです。いつも同じ道を通って、同じ人と過ごす。毎日同じパターンの流れ作業も継続したいし・・・
でもそれは許されないのです。
鼠だからといって、いつも臆病だとは限りません。だって心拍数を MAX にして走り続けているではないですか。緊張し恐怖でかたまりそうになっても新しいものを見つけ出そうと探索行動を続けている。寿命は人よりもずっと短い動物だけれど、手を抜かず生きている。
生物として凄いヤツです。
彼らも「無難な生き方をしている」とは言われたくないはずだ。
新奇恐怖と戦う同志たちへ!
そろそろ新しい色を見つけることにしようではありませんか。
「素鼠(すねずみ)」「御召鼠(おめしねず)」「鈍色(にびいろ)」「うす墨」「素鼠(すねずみ)」「御召鼠(おめしねず)」「鈍色(にびいろ)」「うす墨」
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