ミラーの御簾:何もしていないというわけではありません、ちょっと今は充電中
竹を編んで萌黄色(もえぎいろ)の絹を染めあげましょう。
小さな家のひさしと家屋の境目は、草花の香りと色彩が漂うように・・・
ひとびとの歩行に直接触れないように御簾の中で過ごしたい。
アナタとワタシの頬に気まぐれな風が直撃しないように。
長押(なげし)の下端は竹細工のお連れさんと共にしばし休憩を・・・
少しの間、流れくる世の風をバウンドさせておいて欲しいのです。
窓越しのミラーは何を反射する?
多分なんでも跳ね返してしまうのでしょうね。
gomagoma も周辺で起こる事象を批判的に考えて論理的な反射を試みる。
でも気弱なものには到底できそうもない造作です。
時にはバッサバッサと合理的な処理を施してみたいものですが・・・
できないです。できるはずもないです。
激しい風が吹く時、ワタシはミンナの影に隠れるように御簾の中へ逃げ込んでいたい。
そうだ。無事に家が完成した折には、少し古風だけどオシャレな簾をプレゼントしてください。
台風が来ても無風のように立ち向かえる人がちょっと羨ましい。
それでもリアルな自然にしがみつく自分自身も愛していたい。
何もしていないというわけではありません、ちょっと今は充電中。
だから「もっと頑張れ!」なんて言わないで。
言葉の解説
御簾(みす)というのは、障屏具(しょうびょうぐ)の一種で人目や風を防いだり、部屋を区切るために使うものです。
デビッド・W・ミラーは、イギリスの哲学者で、カール・ポパーの影響を受けた批判的合理主義者です。1964年に、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで論理学と科学的方法を学びました。
ミニマックスで蜜柑色のアレを手にいれる「想定される最大の損害が最小になるように・・・」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】
想定される最大の損害が最小になるように・・・・・・アレを手に入れましょう。
アレとは何か、それはまだワタシもアナタも知らない重要案件なのです。
冬になると暖を取るために様々な工夫を施します。
ストーブやカイロ、エアコンに暖炉、温かい飲み物と鍋料理、これで埋め尽くす・・・
どれも有効な温まり方です。gomagoma の場合、冬はコタツと決めています。
まず使用可能な床面積を計算し、ダイニングタイプのコタツを用意します。
しかしこのコタツは人間の場合、椅子に座らないと直接暖まることができません。
つまり、ごろ寝ができないタイプのヤツです。
それをいいことに gomagoma は手足を伸ばしきって独り占めすることができます。
蜜柑色のアレを今、探しています。それは・・・温州みかんです。
スーパーに行けば8個くらい入ったものが手に入ります。
箱買いはしません。冷蔵庫に入らない大量のものは身に余る感じだからです。
少しずつで良いのです。
ひとつが傷んでしまうと、そこから派生する仲間たちが同じ痛みを伴うことになります。
つまり可食部を失ったものは、簡単に処分されてしまうのです。悲しい運命です。
生きている者は、大量に何かを背負いこむと大変なのです。仕事でも社会的な立場でも・・・
これからはワタシもアナタも、想定される最大の損害が最小になるように厳選した生き方をしなくてはならないのです。
コタツの足がたとえ脚長テーブルになっていても、そこを冬の館とする動物(=犬猫)が存在します。暖をとる人数や匹数が増えると、最小のエネルギーが最大限に生かされ幸福度が増し増しになります。
じゃ〜、アレって何?
それは、お天道さまが程よく照って安心して蜜柑が食べられる、時間と空間を手に入れることです。それは「足るを知る」過ごし方のことでしょう。
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