目透かし張りのメタファ:近すぎず、遠すぎず、密着、同化しない程度の隙間
アナタとワタシの間にはリズミカルな透かしがあると良い。
近すぎず、遠すぎず、密着、同化しない程度の隙間。
gomagoma の世界はメタファに満ちあふれ、こぼれ落ちる。
たとえ暗雲が大量の雨を落下させても、小さな家の簀子(すのこ)が土壌に水塊を浸透させる。
お天道さまがドクドクっと光線を放とうとも、分け隔てなく昆虫たちに届ける。
目透かし張りのメタファは、gomagoma の色立体を象徴する「家訓」であり、「救い」でもある。
「まるで・・・身体を構成する骨格のように」
「まるで・・・体循環を調整する電気信号のような・・・」小さな家。
ワタシとアナタたちの行く末に何か、あっても守ってほしい。何が、あっても・・・です。
「〇〇らしい歩幅の間隔をもって、ジブンらしい感覚を維持していく」未来が。
小さな家の縁側には、目透かし張りのウッドデッキをまとわせ、鳥が休み休み小さく舞う。
亀は濡れ縁を屋根にしながら池を目指し歩む、歩む。
どうか、ミナのメタファが自然(ジネン)を忘れないように・・・
言葉の解説
目透かし張りとは、目地の形状をさす用語で、2つの部材の接合部分に隙間をあけて張り上げることをいいます。例えば簀子(すのこ)板張りなどは、下地工事や仕上げ工事にも用いられています。
メタファーとは、比喩表現のひとつで、「まるで〜」「〜のような」などの明確な表現を使わずに何か他の物事になぞられて表現することをいいます。日本語では暗喩、隠喩といわれることもあります。
みんなのメンタル・リハーサル「滅紫(めっし)の羽ばたきよ、再び」・・・鴇色(ときいろ)が舞う空に思うこと
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】
鴇色(ときいろ)が舞う空に思うこと
鴇の風切羽の色に似た黄みがかった優しい桃色が大好きです。朱鷺色(ときいろ)とも、時色(おいろ)とも呼ばれているのですね。ニッポニアニッポンという鳥。 ワタシとアナタに勇気を与えてくれる羽を持つ、朱鷺(トキ)。
日本うまれの鴇色さんは、”キンちゃん”1羽しかいなかったのですね。
一人ぼっちで仲間のいない究極の孤独感・・・よく耐えて生き延びてくれました。
gomagoma は紅花や蘇芳で染められたこの鴇色(ときいろ)がずっと愛おしい。
これからもずっと・・・
絶滅しそうな羽根を再生してくれた力強い存在です。鴇は・・・
たとえ黒に近い滅紫の空が生活の大部分を占領してしまっても、空を舞うメンタル・リハーサルさえ諦めず続ければ大丈夫。
ワタシはそう思ってきたし、これからもアナタとそうありたい。
紫がかった中滅紫は朝焼けを目前に控えたボーダーの色です。大昔からある伝統色で「滅することのないムラサキ」です。
少し起床時間が早かったニッポニアニッポンは、地球(ちきゅう🌏という名の星)の行く末を占った。
大丈夫だと言ってほしい。たぶん大丈夫だと言うだろう。
「絶対大丈夫だ」と言って羽く。イメージ通りにいく。
誰に遠慮することなく羽根を広げ、孤独を堪能し、再び飛べ!
でも今は、リハーサルを細々と繰り返しながら、疲れた羽根を休めよう。
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