舛花色(ますはいろ)
舛花色(ますはないろ)は、灰みのある淡い青色のことで、浅葱色に渋みを加えた淡縹系統の色を指しています。江戸時代の後期には、人気役者の五世「市川団十郎」が当時流行していた浅葱に渋みを加えた色を市川家の家芸に用いたことが、この色の始まりだと考えられています。それ以降、この色が通人の間でも評判になり今に至ります。色名については市川家の家紋である「三舛(みます)」に由来するということです。
マインドフルネス = mindfulness
マインドフルネスとは、積極的に「カテゴリー」に注意を向けて、それを創り出している心的状態のことをいいます。この状態のとき人は新奇性を受け入れて、いろんな視点にも注意を向け、状況の変化に対する感受性が高くなります。これに対してマインドレスネスは、過去のカテゴリーに過度に依存して融通性が低くなります。
ランガー(Langer,E.)という人は、マインドフルネスが人の有能感や創造性、記憶、統制感などを高める働きをすると主張しています。今、流行りのマインドフルネスは生活に上手く取り入れると「有能な自分、創造的な自分」の再発見につながるかもしれませんね。
舛花色(ますはいろ)のソファでマインドフルネス「今が一番好きです・・・ワタシ」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】
一見、グレーに見えるこのソファがお気に入りです。
ワタシは舛花色(ますはいろ)の青にいつも助けられています。
ここは ZERO点の場所・・・マインドフルネスに適した place ということになります。
新しい年を迎える。元日は gomagoma にとって再生の時、今こそマインドフルネス。
「ワタシとアナタは確かに、この地にいる。まわりは静寂の時を迎え、邪魔するものは何もない。安全な空気と程よい湿り気が身体を覆っている。呼吸は穏やかに繰り返される。心臓と腹部がいつも以上にリズミカルだ。心地よい。優しい時が流泉のごとく経過する・・・」
各所に灰色の雨が降る。青空は一瞬にして曇ってしまう。
上空から人工的な閃光が大地めがけて落下し焼き尽くす。
これではマインドレスネスということになる。
道路を走る車、通行する自転車、歩行する群衆・・・
いつもよりも静けさを持って雲隠れしている。
ソファには身体を包み込むだけの安全装置が組み込まれている。
全身の重力が加重してもへこたれない。
「ただ、ここにいるだけなのに安堵感・・・今が一番好きです」
このマインドフルネスな過ごし方が許されている平和な place に今、感謝します。
「舛」の文字には「いりまじる、乱れる」という意味が隠されている。
ワタシもアナタも時として、群衆の意見に飲み込まれ「いりまじり乱れる」瞬間がある。
それはあくまでも瞬間のことだ。
どうか誰にでも等しく新しい時代を創生できる ZERO点の場が与えられますように・・・。
コメント